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イランの報復。市場の反応。そして?

1月8日、朝8時22分に飛び込んできたニュース以前に8時を過ぎてから安全資産へ逃げる動きが強く、あれ?こんな朝早くにボラがあがってるんだろう?と不思議におもった。

【イラン・イラクの基地を攻撃】の速報を目にしてすぐさま日経の売り、GOLDの買いに飛び乗った。3連勝、50pips以上の利益。

市場のアノマリーは資本主義社会で生き、投資の世界に身を置いている以上「利用する」のが基本だ。

こんなチャンスは1年の中でそう多くはない。もちろんスキャルピングで超ド短期でガンガン抜いていく。

今週はもう取引するのはいいだろう、と思うほどの利益をあげつつも、心のどこかで「戦争かよ」と思う自分もいる。複雑です。

イランは「英雄」を殺害され、国民が喪に服した葬儀で60人以上が将棋倒しで死亡するという事故もあり、国民の怒りは最高潮に達しているとの報道も目にした

歴史は人の感情の高ぶりで大きく変化していく。

今回の戦争は遺恨が根っこにある。

しかし、私はこれは表面的な話であり、実は大人の事情はもっとえげつないのではないかと思う。

相場の反応を事実関係だけを見て検証してみる。

8時からの暴騰・暴落、

・日経平均は現物が23000円割れのマイナス590円の暴落
・原油先物は65ドル超、62.78ドルからの暴騰
・金CFD(GOLD)は1576.23から1604ドルへ暴騰
・ドル円は108.40円から107.75円へ暴落

それぞれ値幅は違えど大きなボラティリティを伴い、異常値といえるような動きです。ドル円に伴いクロス円は軒並み下落しています。

9時55分の仲値前にひと段落していますが、10時以降の中国市場開場から更に動く可能性もあります。

戦争がはじまりました。

上記の記事でお伝えした通り、原油高は成功。むしろまだ原油先物価格は安いくらいでは?と私は思います。1バレル70ドルはすぐにいくでしょう。80ドル以上でないとペイしないと言われている市場ですからね。

上記の暴騰・暴落した数値はこれからも速報があるたびに大きく影響を受ける通貨やコモディティですので、要チェックです。

ちなみにBTCも前々日からの上げ幅が1000ドルを超えています。安全資産のひとつとしてBTCも入っているようですね。市場が「お金の逃避先」を考える中で、BTCは今後もその対象になると考えられます。

大人の事情

以前の記事でも書きましたが、私の中で今回の戦争は、株価を操作し市場をコントロールする側の大きなグランドスキームなのでは、と思っています。

陰謀論などは推察の域を超えませんがあまりにもタイムリーすぎること、1時間以上たっても映像や現地の情報がニュースにならず、市場が混乱し、憶測だけで売買をしている状況を、上から見ている連中がいるのではないかと思わざるを得ません。

少なくとも現状では成功していますね。激しく動いた後は揺り戻しがありますが、決して下手な逆張りはしない方が良いと思います。

もしこのアノマリーをタックルするなら、プライスアクションを見ながら慎重にトレードしてください。

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※10時過ぎトレード中です。

まずは一回目の「やり取り」が終わったところで、大統領が何を言うか、ですね。更に火に油を注ぐのか、それとも対話重視というスタンス(既に言っているが)をオファーするのか、、、

この後、緊急演説があるようです。BloombergやCNN、CNBCなどではライブ中継するんじゃないでしょうか。

まずは速報、そして雑感としてお伝えします。

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