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実際にお山で地図を見よう!_楽しい登山への第一歩⑧

前回の記事では、実際にお山に出かける前の準備について、補足を書きました。

読図登山に出掛ける準備の補足_楽しい登山への第一歩 Extra04

前回までの準備をもって、実際にお山に出かけて地図を見る段階について書きたいと思います。
とはいっても複雑なことではなく、基本、街中とやることは一緒です。
(^O^)

街中で地図をいじってみよう_楽しい登山への第一歩②

上記過去記事と、やることは変わりません。違う点は、周辺の特徴の把握を地形でやるだけです。

ただ、細かいことを2点だけ、以下に書きたいと思います。

☆現地に付いた段階で地図を広げよう☆

副題の通りですが、電車で最寄駅なり、クルマで現地駐車場についた段階で地図を開くことをおすすめします☆
既に歩いたことのあるところならその限りではないですが、場所によってはその後集落を縫うように歩いていくこともあり、分かりずらい場合もあります。

以下に簡単な具体例を掲載します。

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上の地図は、東京は青梅市の高水山の入山口へ至るまでの経路です。南の軍畑駅を降りて車道へ出て、北上しつつ分岐点より段々と集落の中を縫いながら向かっていきます。

ここ、初めて行く場合、どうやって黄色表示の道に出るかでまごつきます。正解は、線路に沿って東へ進むと踏切があり、それを越えると道なりに黄色の道へ出られます。

事前に入山口までの経路も書き込んでおき、かつ駅を出た段階で地図を確認すれば難しい話ではなくなります。私も何度かこの山に出かけていますが、一番初めは南向きの急斜面を途中まで下りてしまいましたw
(^^;

このように、入山する前に道に迷うという事態も珍しくないので、初めての場合は特に、入山口までの経路も地図でチェックする習慣をつけるのがベターだと思います☆

☆地図とコンパスをザックに仕舞わない☆

読図で使う地図とコンパスは、どうかザックには仕舞わないよう、意識してほしいと思います。ズボンや上着のポケットなど、いつでも素早く出し入れできる状態にしておいてほしいと思います。

理由は単純に習慣の問題です。奥にしまうと取出しずらくなり、結局面倒くさくなって読図をやめてしまうからなんです。有名な登山道であれば道標はきちんと整備されているので、ぶっちゃけ地図なしで下山まで完結してしまうことも珍しくありません。
つまり、読図をやらなくていい理由は充分にある状態なので、そのなかであえてやろうとするからこそ、出し入れでの煩わしさは解消しておきたいです。

また、地図というのは、迷ってから見るものではなく、迷わないために今その瞬間から見るものなので、上記2つの事柄は、是非登山では意識してもらいたいなと思います☆
(^O^)

※ 今回は、入山口までの段階になりまして、その先に触れられずスミマセン💦 次回より、入山してからの段階について述べたいと思います。

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