鮨こそ最強の自己投資である
先日、会社の行事で、熱海へ一泊してきました。社員旅行というわけではありませんが、社員の大半が参加です。いくら社員同士の垣根が低い弊社とはいえ、しょせんは他人、羽を伸ばせるはずがありません。
いえ、そもそも羽を伸ばしてはいけないのです。
私のこれまでお酒の失敗は数しれず。調子に乗って泥酔したあげく、失禁したり、舌禍を招いたり、マンスプやセクハラしたり、不適切にもほどがある行為をしたら大変です。
したがって、自制心を保つことを意識し、できるだけ周囲の会話に入らないように微妙な旅館飯(熱海の旅館なのにサーモンの刺身って……)を黙々と食べ、手酌で酒を飲み、風呂につかって、まあ、ちっとは楽しんでる感を出さないと感じが悪いかなと思ったので適当にカラオケで1曲歌い、12時くらいには寝たのでした。
さて、翌日にチェックアウトしてからが、気兼ねなく過ごせるプライベート時間です。私が熱海に来た一番の目的は地魚にこだわった鮨です。
食べログで調べると、泊まった旅館の近くに、良さげなお鮨屋さんがありました。開店時間の11:00まで時間があったので、海岸でユリカモメを眺めてから向かったのでした。
さて、開店ぴったしに伺ったお鮨屋さんがコチラ、鮨 加喜田。
案内には次のように記されています。
本当におしゃれで雰囲気のいい店内です。東京だったら、ちょっと入りづらい内観かもしれませんが、観光地のお鮨屋さんなので、私のような一見さんも温かく歓迎してくださいました。
そして、さっそくお願いしたのが瓶ビールと地魚のお造り。その後、焼き物、握りと続けました。
お酒は瓶ビール2本と、幻の銘酒と呼ばれるという静岡の地酒「磯自慢」を堪能しました。
私好みの、辛口のキリッとした口当たりですが、さわやかな風味が鼻腔を通り抜けます。
以前、大塚にある居酒屋の名店江戸一で、静岡のお酒を飲んで感動したのですが、そのときに飲んだのが、この磯自慢だったかもしれません。
滞在したのは1時間程度。お食事代は1万円ちょっとでした。同じものを麻布や銀座で食べたら3倍以上の値段だったかもしれません(知らんけど)。
1人で、誰に気兼ねすることなく、握り一貫一貫に向かい合い、大将の仕事を堪能する――至福の時間です。そして、また仕事をがんばろうという気持ちが湧いてきますし、20分くらいで1万円が飲み込まれるパチンコがばからしく感じます(かつて依存していました)。
ちなみに、会社の近くに、隠れ家的なおいしくて安いお鮨屋さんがあります(おそらく、社員で行ったことがあるのは私くらいかと)。本格的な江戸前寿司ですが、上握りが3300円ととてもリーズナブル。かつては、お酒の持ち込みOKという、信じられないサービスもありました。
そのお店がコチラ。このnoteの読者のみなさんにこっそりお伝えしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(編集部 い しく ろ )
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?