見出し画像

#353【フリートーク】出版社がやっているチームワーク向上のコツ

このnoteは2022年3月18日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

土屋:皆さん、こんにちは。フォレスト出版のパーソナリティを務める土屋芳輝です。本日は、編集部の森上さんと寺崎さんと共にお伝えしていきます。森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。

森上・寺崎:よろしくお願いします。

土屋:今日のテーマは「チームで仕事を前に進めるには」ということなんですけれども、このテーマどうですか?

日常のコミュニケーションでチームワーク向上

森上:まずは、会社全体では何やっているかっていうのを。うちはスケジュール管理はサイボウズ。

寺崎:会社をチームとするならば、サイボウズでスケジュール管理して、誰が何をやっているかを共有して、社員同士の連絡のやり取りはチャットワークで。

森上:データのやりとりとかもね。で、うちの代表の太田が「月曜日は絶対にみんなで集まろう」って言って。

寺崎:月曜の朝に全員で一週間の情報と予定の共有。

森上:そうだね。今はズームで、全社員で集まってやるっていうのと、あとは月に一回は各部署の先月の発表みたいな感じで、全体会議。で、年に一回の4月の全体会議がキックオフ。そんな感じですよね。基本的には全員参加って感じで。

寺崎:編集部は月に2回、編集会議をやって、そこで編集部内でのチームワークを高めているって感じですかね。

森上:そうですね。で、週2回、企画を持ち寄っての企画会議もやっているので、その時に大体の進捗の確認、2週間で1回は進捗を共有して、結局、編集者は個々で動いているので、編集部で管理しているっていうことはないよね。進捗はもう個人任せだね。

寺崎:2020年以前は、やっぱり日常的にコミュニケーションを取っていたから、例えば「これはちょっと4月から5月に落ちそうだ・・・」みたいな話を。

森上:刊行が間に合わないみたいなね。

寺崎:うん。でも、リモート以降はそれはチャットワークで、テキストベースでちゃんとやろうねってことはみんなで協調したよね。

森上:やれてないじゃないかって感じだけど(笑)。

寺崎:あと、ちゃんとリアクションボタンを押す。

森上:チャットワークでね。「読みました」っていう意味でね。あれは結構大事だよね。そこを徹底しないよ、絶対読んでないとか。

寺崎:でも、あれ大変ですよね。チャットが多くなると。

森上:わかる。グループが多くなるとね。だから、今Voicyの収録をしていますけど、Voicyのチームのチャットワークもあるじゃないですか。そこでの進捗の管理とか。収録でやっていて、だんだん貯金がなくなってきたぞみたいな。焦るっていうね(笑)。あれも情報の共有と見える化をしているから、みんなそれなりに自分事になるというか。

寺崎:そうね。だからチームワークを進めるのは情報を共有するって結構大事なポイントかもしれないですね。「俺、聞いてなかった」みたいなことができない。

森上:だから、毎週月曜の全体朝礼の後に部内での会議をやっているし、2週に1回は編集会議もやっているし、チェック機能は何回かありますよね。土屋さんのデジタルメディア局はどうですか?

土屋:割と編集部に近いかなと思うんですけども、各々がそれぞれ動いている感じなので。週1月曜日に部内での進捗のチェックをして、もう1個小さいチームがあるので、そのチームは毎週金曜日に進捗のチェックっていうことをやっていますね。

森上:一応、機能はしている感じ?

土屋:そうですね。自分ともう1人しかいないので。

森上:そうなんですね。

寺崎:ある著者さんが、役員で入っている会社で社員のコミュニケーション向上でやっていることで、チャットワークじゃないと思うんだけど、個別板禁止、個別メッセージ禁止で、全部一枚のスレッドで全社員がやりとりするっていうことをやっている会社があった。

森上:それはそれで、自分に関係ない話がバンバン飛んでくるんでしょ(笑)。

寺崎:だから、経営会議とかの話も全員が知るみたいな。完全フラット制。

森上:それはそれですごいけど、見逃すよね。

寺崎:うん、そうですね。

森上:やっぱりチームで個別でチャットワークを作っているのも、過去を辿る時に1枚だと結構大変じゃない?

寺崎:大変ですよね。

森上:チャットワークの全社員グループで全部やりとりするって、結構・・・。過去を辿れないって大変だよね。土屋さんはどうしています?個別で結構チャットワークのグループを作っています?

土屋:そうですね。チャットワークのグループはめちゃくちゃ多いんですけど、チャットワークがある今と、ない時で言えば、あった方が確認漏れはないかなっていう。あと、今何をやっているのかっていうのが見える気がする。一方でそこ以外に属してない人たちに対しての報告が漏れているのかなって。

森上:グループ以外の人へね。確かに。接点がない人とはずっとないっていう感じですよね。
例えば、やっぱり渡部君との接点はめちゃくちゃ減ったよね。

寺崎:そうかも。前のパーソナリティのね。

森上:そう。一緒のグループに入っているだけで、コミュニケーション、接点がね。土屋さんとのコミュニケーションは絶対増えているし。でも、Voicyのグループではあるけど、Voicyのこと以外も結構話すじゃないですか。僕は渡部君とは別件でチームを一応組んでいるから、著者絡みで。そういうのはありますけどね。

寺崎:著者絡みのチームワークっていうのもあるよね。

森上:あります、あります。

寺崎:著者とライターさんとか、グループを1個作って。

森上:それこそ、デジタルメディア局が絡む時は土屋さんにも入ってもらってとかやったりとか、製作チームとか、色々とありますけどね。でも、チャットワークはいいなと思いますよね。メールだと大変ですもんね。1人1人、わざわざ・・・メーリングリストっていうのが昔、ありましたけど。あれはあれで大変だし。

寺崎:あと、あえて全体の目に晒す中で、コミュニケーションを個別に取るっている。

森上:やる。

寺崎:やるでしょ。意図的に。

森上:例えば分かりやすいところだと、編集部全体で、編集の刊行スケジュールがずれる時は、編集会議でしか言っちゃダメ、基本は。個別でいい出すと、訳が分からなくなるから、そこでみんなに言うことによって、複数の目が自分の中に付いているってなると、コミットしやすい。

寺崎:言いにくいことだから、コソコソしちゃうんですよ。

森上・土屋:(笑)。

寺崎:裏で自分でお膳立てしちゃってね(笑)。「もう営業にも話を通しましたから」みたいな。

森上・土屋:(笑)。

森上:そういうのはあえて意識するようにしていますけどね。そんな感じですかね。

寺崎:そんな感じで10分経過。

森上:10分経過したということで、大丈夫ですか?ちょっと一回・・・。

寺崎:切りますか?

森上:チャプター離します?

チームワークを高めるうえでの課題

寺崎:というわけで、最後にちょっと聞きたいのが、チームワークを高める上での課題って何かありますか?

森上:課題ね。課題をどういうふうに捉えるかなんですけど、リモートがメインになってきた前と後で言うと、「これ、大した話じゃないけど」っていう、雑談みたいなことがやっぱりしにくくなりましたよね。リモートになって。どうですか?

寺崎:わかる。例えば、デザイナーさんから上がってきたカバーラフ案が4案あって、すぐ近くにいたらパッと出力したものを見せて、「ちょっとどう思う?」って聞けるけど、いちいちメールに添付してとか、チャットワークで連絡してってなると、受ける方もちゃんと答えなきゃと思うから。

森上:構えるというかね。

寺崎:だから、送れなくなる。気軽に意見を求められなくなっちゃいますね。

森上:それ、すげえあるんだよな。気軽さがなくなったというか。気軽に聞いているから、いい意味で気軽に答えるってこともできなくなったっていうことだよね。

寺崎:そうそう。

森上:それって生産性は上がっているのかっていう。無駄だけど無駄じゃないっていう。意外と生産性が落ちている部分もあるんじゃないかっていう感じがするけどね。

土屋:そうですね。確かに、気軽に聞けなくもないんですけど、ちょっとした短い言葉じゃなくて、聞けることとかは聞きにくいですよね。

森上:そうですよね。普段、隣にいたら聞けることが、構える。「まあ、でもいいや、今度会った時で」みたいな感じで、それを忘れちゃうみたいな。

寺崎:心理的安全性という点では、あんまりよくないのかな。本当はもうお互いウェブ上で遠慮なく言い合った方がいいのかもしれない。

森上:なるほどね。無駄な会話というか、気軽さというか、ハードルの低さというか。アバターの世界になったらどうなのかな。音声を通じてみたいな。メタバース的な。バーチャルオフィスとかって、実際どうなんですか?知っています?あれ、流行っているのかな?

寺崎:目に付けるやつ?あれ、使ってみたことないんだけど、無理らしいよ。酔っちゃうって。

森上:酔っちゃうんだったら、絶対脳によくないね。

寺崎:そこはでも課題ですね。

森上:やっぱりね。気軽な雑談というかね。それが結構ヒントになったり、繋がったりする場合がありますからね。

寺崎:仕事と関係のない、すごく仲のいい関係だとさ、どうでもいいことでもラインしたりするじゃん。向こうもするし、みたいな。

森上:する、する。

寺崎:仕事上でもその方がいいと思うんですよね。

森上:そうだね。社内でも個別の関係にもよりますけどね。そういうのができる人と、できない人と。相手の時間を奪っちゃうんじゃないかみたいなね。そこは一番難しいかな。その課題はずっとあるなって感じですね。でも、リモートワークがメインになってきて、リアルとだったら、やっぱりリモートワークの方が基本はいいのかな。

寺崎:うん。そうだね。デスクワークの効率性で言うとね。

森上:そうだよね。デスクワークの集中力が違う。そんなところですか?

寺崎:そうですね。

森上:まとまったような、まとまってないような、わからないですけど(笑)。

寺崎:なので、いつも通り土屋さんにまとめをお願いします。

森上:すみません(笑)。

土屋:そうですね。リモートワークでも、やっぱり基本はこまめに進捗を確認したりとか、コミュニケーションを取っていくっていうことだと思うので、そこは変わらないのかなっていうことですかね。チームで絶対握っていなきゃいけない部分ってあるじゃないですか。そこだけ握っていればあとはみんなバラバラでもいいのかなと。

森上:まあ、そうですよね。

寺崎:僕らは古い世代だから、チームで飲みに行きたいですよね。

森上:それはね。飲みニケーションね。仕事を超えた色々な発想とかが生まれてくるんでいいですよね。

土屋:というところで、今日は「チームで仕事を前に進めるには」ということで話してみました。皆さま、ありがとうございました。

森上・寺崎:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?