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1年でもっとも疲れやすいのは何月?

フォレスト出版編集部の寺崎です。

現在、既刊『働くあなたの快眠地図』の著者・角谷リョウさんの第2弾『働く50代の快眠法則』の制作の佳境におります。発売は6月21日。

こちらが既刊『働くあなたの快眠地図』

今回、50代向けの快眠指南本を企画したのは、こんな会話がきっかけでした。

「今、睡眠で一番困っている世代ってどの年代ですか?」
「うーん、20代と50代ですけど、50代がかなり深刻ですね」
「……じゃ、50代向けの睡眠改善の本を書いてみませんか?」

そんなこんなでなんとか、今日明日で入稿に漕ぎつけましたが、けっこう今回の本は難産です。まあ、詳しくは入稿がひと段落してから、また後日お伝えしたいと思いますが・・・とりあえず今日は遅くまでかかって疲れました。笑 そろそろ飲みに行きたい(心の声)

ところで『働くあなたの快眠地図』の「快眠地図」とは、季節や年齢を「快眠地図」と表現しています。

ちょうどいまのような、暑いと思えば突然冷え込んだりという季節の変わり目は体調を崩しがち。

そんな時期を元気に過ごす「快眠地図」はあるでしょうか。
はい、あります。

ちなみに・・・
1年を通じていちばん疲れやすいのは何月だと思いますか?

猛暑の夏?
極寒の冬?

ノーノー。どっちも不正解。

正解は・・・「6月」なんです。
そう、今週から始まるジューンです。

1年を通じて最も疲れやすいのは6月です

 意外かもしれませんが、6月は一番心身に負担がかかる月です。
 その理由のひとつは、気圧が最も下がる時期だからです。人は気圧が低くなるほど不調を訴えることが分かっていますが、5月から6月にかけて気圧が1年で急激に低下し、6月と7月が最も気圧が低い時期になります。
 これまた意外かもしれませんが、日照時間も1年でダントツに短く、日照時間の短さによるメンタル不調のリスクも上がります。
 6月をうまく乗り切れると、その後迎える夏も夏バテせずに乗り切れますが、梅雨どきに不調になると、誰でも快調になりやすい10月まで不調が続きます。
 さらに6月は湿度が平均60%から70%(東京)に上がり、不快指数の変化が最も大きい月なのです。睡眠に最適な湿度は50%で、40~60%の間が湿度の推奨範囲です。ちなみに6月だけでなく、7~9月も同じく平均70%近い湿度です。
 ただ、7月から9月はほとんどの家庭でクーラーをつけていますので、湿度の問題はあまりないといえます。
 それに引き換え、6月はまだそれほど気温が高くないため、クーラーを使うべきか迷ってしまいます。日中に「ドライ」を使う人はいても、夜に使う人はほとんどいません。
 この難しい問題をなんとかするために、あなたがまずすべきことは「湿度計」を購入することです。今では100円ショップでもネットでも、性能に全く問題ない安価なものが手に入ります。
 湿度計を購入したら、寝室のよく見えるところに置いてください。
 湿度が60%を超えたら睡眠の質が一気に低下するので、寝る1時間前に60
%を超えていたら迷わずクーラーを付けましょう。

 この時期は雨が降らなければそれほど湿度が高くない日もあって、日によってかなり違います。またどんな立地か、どの位置の部屋かなど、個々の環境で湿度は変わりますので、カギは湿度計です。
 湿度計は冬の乾燥対策でも活躍しますので、快眠にはマストアイテムなのです。

角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』より

6月がいちばん疲れる月だなんて、けっこう意外じゃありませんか?

◎6月をうまく乗り切ると、夏に夏バテせずに乗り切れる
◎6月に不調になると、10月まで不調が続く

6月の過ごし方が超重要!!!!!!!!!!!

私は海に近い場所に住んでいて、梅雨時は押入れにしまってあるレザー製品がぜーーーんぶ見事にカビてしまうほど湿気が高いので、今朝から除湿器をオンにしてから家を出ました。

都内から引っ越してきたとき、薬局の入り口に「水取りぞうさん」が大量に陳列してあるのをみて、「なぜ、水とりぞうさん?」と思っていましたが、梅雨が明けてふたを開けてみたら、レザー製品が全部カビてるわ、長年愛用してたギターのブリッジが剥がれるわで(月賦で買った高いギブソンなのに…!泣)、ようやく「水取りぞうさん」の大量陳列の意義を理解した次第でした。

それでは、みなさん!
梅雨に負けず、なんとか6月を乗り越えていきましょう!!!!!!!!!

そのためのお供となるのが・・・『働くあなたの快眠地図』です。
(最後また宣伝になってしまい、すみません)


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