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「本づくり」と「企画づくり」の舞台裏

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フォレスト出版の編集者が、どのように企画を立て、どのように本づくりをしているのかをリアルに語ります。
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#苫米地英人

【フォレスト出版チャンネル#110】出版の裏側|5万円の高額書籍の誕生秘話

このnoteは2021年4月16日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。 渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。本日のテーマは「5万円の高額書籍の誕生秘話」をテーマにお届けしていきたいと思います。5万円の本と言うと一体なんなんだというところだと思いますが、今回はフォレスト出版・編集部の寺崎さんとお届けします。寺崎さんよろしくお願いします。 寺崎:よろしくお願いします。 「5万円の本

売れた本のリメイクは難しい

フォレスト出版編集部の寺崎です。 現在、8月新刊の『新版 呼吸の本』(加藤俊朗・谷川俊太郎著)の編集作業の佳境です。元になる初版はサンガさんから2010年に出されました。かなりロングセラーで売れました。といっても、累計何万部なのかは出版社が倒産してしまったので、詳しい情報はわかりません。 リメイクの場合、大きく2パターンあって、初版が鳴かず飛ばずだったので、「タイトルを変える」「カバーを変える」「内容に手を入れる」といったことで、リベンジするパターンAがひとつ。 もうひ

「本の値段」を考える

フォレスト出版編集部の寺崎です。 みなさん、本って高いと思いますか? 安いと思いますか? ビジネス書の場合、四六判と呼ばれる判型(128×188mmもしくは130×188mm)が主流ですが、だいたい1200円から1800円ぐらいがボリュームゾーンでしょうか。 ところが最近はかなり分厚くて、値段も3000円以上のベストセラーが目立ってきました。 たとえば8万5000部を超えるベストセラーとなったこの本。 本文はなんと832ページ! ひと昔前だったら考えられない世界です

文字だけでは伝わらない著者の魅力を伝えるには。

編集者は自分が企画した書籍の著者さんのコンテンツをひとりでも多くの人に届けたい。そんな想いで日々仕事してます。 ゆえに、メルマガ、プレスリリース、献本、SNS、各種広告などを使ってPRしているわけですが、個人的には著者さん自らが出る動画をいちばん大プッシュでアピールしたい思いがあります。 なぜならば、そこまで一肌脱いでくださるわけなので。加えて、フォレスト出版は動画にもかなり力を入れてる。そのことも知ってほしい。 そこで今日はそんな動画群をご紹介したい。 メタ無意識が

5万円の本、つくりました。

フォレスト出版編集部の寺崎です。 自分史上初、これまでにない本を遂に世に出してしまいました。 苫米地英人『マインド・プロファイリング豪華書籍版【DVD付】』 制作期間3年、本体価格4万9800円(早期特別価格)という超ハードコアな力作です。 これまで「出るぞ、出るぞ」とリークされつつ、たくさん問い合わせいただきつつ、いつも「もう少々お待ちください」とお詫びしていました。たいへんお待たせしました。とうとう出ました。 おかげさまで想定外の売れ行きで、早くも在庫が残り少なく