見出し画像

7月日記

いやもう8月も中旬ですよ?という横槍には素直に突き刺さりにいくが、しょうがないじゃん。めんどくさくなったんだもん。
とは言いつつ週一とか行ってたNote更新が1ヶ月も守れなくなったらまた自己嫌悪になりそうなので、遅ればせながらの7月日記。
日記と言いつつほぼフィルマークスとビブリアのコピペになってもつまらんので、何となく含蓄のあった話も思い出せる限り。


■映画(映画館で観たもの)

・アフターエブリシング

擦り切れ散らかした"余命○年お涙頂戴話"ではなく、あくまでその先にスポットを当てた作品。
きっとこうなるんだなと想像のつくような展開ではあるものの、一つ一つの会話が痛々しいほどリアルで、観てる側もウッとなるようなセリフばかりだった。
Filmarks提供ということもあり、このユーザー層が好みそうな内容だなーという穿った見方もできる作品だが、個人的にはめちゃくちゃ好きな雰囲気の映画で今季Best10には入りそう。
https://eiga.com/movie/97043/


・トップガン マーベリック

一応他者から”映画好き”という印象を持たれていることもあり、上映数日で「トップガン観た!?!?」と鼻息荒く訪ねてくる知人が多かったため、興味薄の状態で渋々鑑賞。
予めアマプラで前作を予習した時は「面白いけど、まぁこんなもんか」て感想だったけど、いざ今作を観に行ったら面白すぎてぶっとんだ。
思春期から抜け出せず未だに斜に構えた見方をしてしまう自分ですら、あまりに真っ直ぐストレートな内容にまんまと打ちのめされた。あんなんズルいじゃん。鼻息荒くなる理由もわかりますわな。


・セッション

初めて中学生で観た時からお気に入りの作品。年齢を重ねて見方が変わる、といったことは一切なく、相も変わらずやべぇ音楽講師とやべぇ生徒のやりあいが心をスカッとさせる。
最近フィルマークス主催でこういうリバイバル上映が増えてきたが、いいぞいいぞもっとやれ。




■本(初めて読んだもの)

信仰

前作の生命式は村田さんの「書きたいもの書きました!」て感じだったけど、今作は「伝えたいこと書きました!」て印象。主題が分かりやすい反面、村田さんの思いがストレートに来るので自分なりに嚙み砕こうとするのに時間が掛かる作品だった。
特に「気持ち良さという罪」は、自分が無意識に使っている、いや「正しい言葉」と認識して使っている言葉の受け取り側について深く考えるきっかけになった内容だった。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915500


星を掬う

町田さんの作品は一気読みに限る。というより、途中で読み止めてしまうとネガティブな想像が膨らんで物事が手につかなくなってしまう。
小説(フィクション)を読むときは基本的に主人公に成り代わって読むので、そこに自分という読み手が介在することはないんだけど、町田さんの作品に至ってはこの作品で救われる読者はどんな人なんだろうか、というメタ的な読み方をしてしまう。
とても素晴らしい作品だし好きなテーマでもあるんだけど、どうしても「これほど苦しい経験をしていない自分は、この作品に救われるべきではない」と思ってしまう。
https://shosetsu-maru.com/interviews/authors/quilala_pickup/158


嫌いなら呼ぶなよ

”話題作!”の棚にあったので、数年ぶりに綿矢りささんの作品を読了。
そしてめちゃくちゃ面白かった。
登場人物全員自意識ぶっとんでんなーて内容だけど、このコロナ禍では今まで通りなんて方が無理な話で、これだけねじ曲がってる方が寧ろ適切なのかもな~なんて思った。
よく小説家や作詞家が「100年後読んでも理解されるように」と、流行単語を使わない(エグい、マリトッツォ等)人がいるが、それとは真逆で流行りのワードがバンバン入ってくるこの作品は、今しか読めない物語感があって読んでて楽しかった。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030487/


■話題に詰まった時に使えそうな話


・貯水率

・関東の中では、神奈川だけ源流が違う。
 -神奈川は富士山の水、それ以外は利根川、荒川上流、多摩川の水
・夏とそれ以外の季節では、MAX値が違う。
 -夏は梅雨や台風の際に雨を貯めないといけない為、事前に少し抜いておく。そのため、夏はMAX貯水量が通常より低い。なので7/1に貯水率が一気に上がる傾向にある。


・腸

・人間の細胞分裂は腸が最初の方に作られる。
・腸だけの生物はいるが脳だけの生物はいない。(クラゲやイソギンチャク)
・腸には脳に次いで1億以上の神経細胞があり、これは脊髄や末梢神経系より多く、脳とは独立して自らの判断で機能してる。つまり腸は脳からの信号を待つことなく消化吸収排泄の重要な機能を果たしている。
・腸には迷走神経という太くて大きな神経が埋め込まれるが、その繊維の90%までが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかになってきました。言い換えると、脳は腸からの信号を感情として解釈し表現しているのです。
・第六感のことを英語で「gut feering」という。
・ドーパミン(快感ホルモン)、ノルアドレナリン(ストレスホルモン)、セロトニン(幸せホルモン)は腸で生成される。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?