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夏の風物詩、お盆です。

 お盆とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。

日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事。

地域によってその時期が異なる。お盆の時期は
・7月15日を中心に行う「7月盆(新盆)」
・8月15日を中心とした「8月盆(旧盆、月遅れ盆)」
・旧暦の7月15日に合わせて行われる「旧暦盆

  旧盆は旧暦7月13日~15日の3日間(※4日間の地域もあります)で行うのが一般的で、2023年は「8月28日(月)~30日(水)」が旧盆にあたります。

都合3パターンのお盆休みですね。

夏休みとお盆休み、楽しみ方それぞれ…

 

 最近、ふとしたことから気持ちが動いた出来事がありました。その気持ちはニュートラル

嬉しい、楽しいなどの快い感情や、辛い、悲しいなどの不快な感情になるのではなく、安定したフラットな精神状態。何故か三回も繋がった。

 逆に傷付けたのではないだろか?などと後に後悔しては落ち込む事が多い性格(?)で疲れる日々だった気もするから…むしろ爽やかなお盆と言える。

 あまり親しい方ではない方から家電があって自宅近くで出会う。

彼女、落ち込んで悲しいと素直に気持ちを吐露してしまう。ウンウンと聞く事、数時間… 優雅なニ拠点生活の方。

とりあえず今いた場所に帰宅することを勧め、荷物を私の車に乗せて、丁度いただきモノの立派な山梨の桃を差し上げて、二人で食べて!お腹いっぱいになるから…と添えた。

 忘れかけていた次の日の昼過ぎ
夫の車で再び現れた。とてもとても嬉しかった!そうだ!

何もしていないけど…私はめんくらった。人は不思議です。しかしながら気持は好い。

 また別の日、85歳のボーイフレンドと玄関先でたまたま出会う。

乞い願うようにバスに乗り遅れて駅まで奥さまと二人、私の車で送ってはくれないだろうか?

「お易いご用ですよ。」彼は元陸上選手。矍鑠(かくしゃく)に当てはまる。

どちらかと言うと奥さまの方が老女。先にバス停にいた彼女とお二人お送りした。(都内が自宅)

着いてお礼の電話は忘れない。その律儀加減を改めて思い出させてもらった。

なんとも…私の使った時間は一時間ちょっと。
途中、薬局の前で「ちょっと止めてください。」と言われ、奥さまの必要とされていた薬を買いに走る85歳。感動もの。
戦中派、真に優しいものです。

 最後は昨日の事。お盆絡み…
それも犬友爺さん…彼の親しかった友達が急逝されそのお墓詣り。

彼の奥さまは心情的にお詣りしたくない…らしい。その愚痴もあって誘われてしまった。

故人はよく知っている方(犬友)ですから勿論承諾。お花を供え線香を燻らせ…「お疲れ様でした。」「ごゆっくり」と手を合わせた。

春のお彼岸前にサッサと潔く逝った。奥さまが前の年のお盆に逝かれた。多分「もう頑張らなくても良いですよ。」と呼びに来られたに違いない。とわたくし談。

彼のベンツで一時間半。
悪くないドライブでした。
私、役に立ったかなぁ…そんな事を考えながら睡魔に襲われた。

 断れば簡単。それでも家族に甘えて生きてきた私が、やっと少しばかり余裕ができた。

他者に目を向けるのは、ただのお節介だと思っていたから…
自然にこの一連が繋がり(お節介)で心の中に爽やかな風が吹いた。

 皆さまのお盆休みはいかがですか?
風は吹きましたか?

 ツリガネニンジン(釣鐘人参)薬草です。ウォーキングの際、赤松林で出会いました。あのイヌリンを含有しています。

最近始めた薬草の勉強、思った以上に楽しくなっています

Have a wonderful summer vacation.

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