2024年1月 森林✖️炭素ニュース ポストまとめ

今月からNoteでの記事公開と合わせて、Xで森林✖️炭素関係のニュースの発信・共有を始めました。Noteでは森林✖️炭素関連トピックスの深掘りを、XではニュースやWebinarなどの情報共有をしていきます。
ここでは1 月にXで発信したニュースを中心に振り返っていきます。

Nature Based Carbon Credit 価格動向

Tradingview NGOZ2024より

自然由来ボランタリーカーボンクレジット価格（ここではVCS AFOLUの先物取引データ）は2024年初から上昇して1.9 米ドル/t-CO2近くに到達。その後も1ドル代で推移しました。

炭素市場の2023年レビューと2024年見通し

2023年のリタイア（償却）されたクジレットは2022年を上回る見通し

VCMで2023年内にリタイアされたクレジットは前年2022年を上回る見通し。例年12月は発行もリタイアも増える傾向があり、最終的にどの程度上回る事になるのか注目。2024年は環境十全性の基準もある程度明確になり、よりマーケットが拡大する事を期待。https://t.co/cAWCkprddT

— 森林炭素研究所 (@ForestCarbonLab) January 1, 2024

Carbon Direct VCMの2023年度レビューレポート公開中

ボランタリーカーボンクレジットのレポートのご紹介https://t.co/Wd00LcdVTp@Carbon_Direct から発行されたVCMの2023年度レビューレポートです。まだまだ品質の高い（と言われる基準に対応したor監査を受けた）クレジットの割合は少ないようです。 pic.twitter.com/SjeaCDm0tl

— 森林炭素研究所 (@ForestCarbonLab) January 29, 2024

方法論や品質関連記事

二酸化炭素除去のための改善された森林管理の役割（IFMについて）

二酸化炭素除去のための改善された森林管理の役割 | カーボンダイレクト | @Carbon_Directhttps://t.co/TPd4neGQp7

— 森林炭素研究所 (@ForestCarbonLab) January 16, 2024

炭素クレジットのヴィンテージについて

炭素クレジットのヴィンテージに関する記事@PachamaInc
ワインと違い新しいものほど価値があると捉えられてますが、プロジェクト毎に発行タイミングや耐久性が異なり、新しいクレジットほど良いという訳ではありません。https://t.co/ut9DAFkiFD

— 森林炭素研究所 (@ForestCarbonLab) January 31, 2024

JクレジットのCORSIA申請について

JクレジットのCORSIA申請は昨年に続き「要再申請」。森林系の方法論は、他のVCと比べても非常に簡易的なため、CORSIA適格には方法論の大幅改訂が不可欠であろう。しかし参入障壁が上がってしまうため、国内の活用を検討した方が、日本のNDCに貢献するのではないかhttps://t.co/Mbq4mabPJF pic.twitter.com/Zm7j2chnNx

— 森林炭素研究所 (@ForestCarbonLab) December 29, 2023

来月以降も海外動向などを発信していきますので、フォローよろしくお願いします。