『お月様が綺麗ですね。』【歌詞】

貴方、愛し恋し、追い掛け

この恋心は誰にも秘密

ピアノの名曲に合わせて

綺麗に珈琲を飲むのでありんす

私だけに魅せてくれる？生きてるっていう証拠を

好きな貴方は涙すら美しい

ひとつの額に入った絵画のような情景

好き、嫌い、好き、嫌い、好き

花弁（はなびら）ヒラヒラ

地面に落ちる花弁（はなびら）占い

もう既（すで）に私は貴方に落ちてるから

貴方が私に堕ちる番でありんす

無色透明な色に赤をひとつ落として

その波紋（はもん）が広がるように

貴方の血が欲しいのです

嗚呼、雲を突き抜け

私の恋文を心に隠して

貴方を落とすための私の涙

今日も綺麗に珈琲を飲むのでありんす

今日の私を綺麗に貴方に魅せてあげたいのです

流れる血のざわめきは貴方だけのもの

真ん丸お月様

『お月様が綺麗ですね。』

貴方、恋（こ）うる心臓、高鳴る

私の世界は私だけのもの

レコードの音に合わせて

レモネードを

永遠を欲するように飲むのでありんす

私だけに見せて欲しい、あなたの生の衝動を

今の貴方を見てみたいのです

貴方との接吻を絵画にして飾りたい純情

好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、大好き

言葉の羅列（られつ）

繋がらないしりとりしながら

甘い罠で貴方を引き寄せたいから

私は紅を唇に引くのでありんす

真っ白な唇に紅を指ひとつなぞります

唇の赤が引き立つように

貴方の血が欲しいのです

嗚呼、貴方を突き抜け

私の心を試されてますか？

これは仮初（かりそめ）の姿だとお思い？

当たらずも無き、真（ま）ん丸お目々で色眼鏡で見て頂戴

私を見る、貴方を見てる、ふたりだけのもの

真ん丸世界はね

『お月様が綺麗ですね。』