scar【歌詞】

あなたに逢いたくて

私があなたに触れたくて

触れたくて、今日も手を伸ばして

けどその手を跳ね付けられたらと思うと怖くて

伸ばした手を途中で握り締めて

固く握り締めて、諦めにも似た思いで重いのです

そうやって、その繰り返しを続けてる

あなたはそんな私をどう思うのですしょう

信じても裏切られて

信じられても裏切って

涙は流れます、無慈悲な自分の心

どうすれば、あなたを人を信じることが出来るのでしょうか

希望は小さくても大きくても希望に変わりは無くて

明日は花は咲くでしょうか？

明日は風は吹くでしょうか?

産まれたのはあなたに逢うため

産まれたのはまだ見ぬ愛しき誰かに逢うため

あなたに向かう、まだ見ぬあなたに向かうのは尊い愛のうた

きっと、この足を傷付けるのは足元に転がる心の尖（とが）った石

その傷ごと愛して欲しいから

伝えたいあなたは愛されてる

伝えたい私は愛されてる

伝えたい、気付いてない愛があることを

身近なところに暖かい陽が降り注いでいる

だからもっと知って欲しい

愛は身近にあることを

生きてください

生きてくこと、諦め、浮かんで

繰り返す毎日に涙溢（あふ）れ

飛び立つ空、紅（くれない）の1日の終わり

あなたにお願いです

私をきつく抱き締めて

寂しさの礎（いしずえ）を包んで欲しいのです

あなたは尊い、私は尊い

生きてることに余計なものなど何も無いのです

生きてくことに無駄なことなどないのです

遠回り道も涙道（なみだみち）も大事な道

繰り返す春に幸せを見出してはたくさん夢を見よう

大地を一歩一歩、地道に進んで

暗闇も光も合わさって

涙が笑顔が教えてくれる生

無理に笑わなくてもいいですか

許してくれるなら泣いてもいいですか

笑えるまで希望が見えるまで

生きててもいいですか

落ちたら、手を伸ばしてくれますか

傷が傷（いた）んで汚れて

傷に傷を塗って、開く傷跡

あなたに知って欲しいのです

私は完璧じゃないから

だからあなたの傷と私の傷とふたりの希望

消したらいけない灯火（ともしび）

共に生きて欲しいのです

共に生きて欲しいのです