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春を先取り

本日は春分ですね。
「国民の祝日に関する法律」によると、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。
花粉が大量に飛散しているように、自然界のあらゆる生命が活発化する時期でもありますね。
先日、ふらりと一人で西表島に出かけて亜熱帯の森をトレッキングしていたのですが、西表島はまさに生物多様性の宝庫でした。
豊かな自然環境のなかで、生きもの同士がつながり合い、独特の生態系をつくり出しています。
西表島のなかで無数に存在している生きもののつながりが、古来から絶え間なく流れ続けていることに感動しました。

動物、植物、菌類などさまざまな生きものは、その1個体・1種類だけでは生きていけません。
他のさまざまな生きものと密接に関わりをもちながら、その命を維持しています。

最近よく「子どもがゲームばかりしている」という話を耳にするのですが、山歩きはリアルRPGゲームなのでおすすめですよ。

リバートレッキング

西表島の深い森の中を進んでいくと、遭難しそうなルートに辿り着くのですが、そのような時は山に飲み込まれていくような生命の危機を感じます。
ゲームオーバーにならないように、緊張感をもちながら五感をフル活用していたのですが、この時の自分は戦闘ゲームにはまっていた時よりもドーパミンが分泌されていたと思います。

都心にいると気づきにくい生態系・種・遺伝子の多様性。
子どもたちに生物多様性や生命循環システムの仕組みを伝える際に、自然散策はとてもオススメです!
近年、早期教育が活発ですが、非認知能力を育む山歩きや自然遊びもこれからの季節に楽しめそうですね。

春の日差しのもと、お健やかな日々をお過ごしください。

港助産院 城野

イダの浜



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