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赤い封筒、と、あおい彼女、と、黄色い彼氏

早くも、あの事件から…1週間です。
 
あの夜10:30頃からの数時間は
今後20年分ぐらいの量は
打ったんじゃないかと思うぐらい
早鐘のような心臓の鼓動だった。
 
パソコンのキーボードが
思うように打てない。
 
手が震えているせいだけではなく
とにかく文字を打ち間違える。
そうキーを押してるつもりなのに
ナゼか何度も何度も
 
『クリスマス』
 
の5文字を打ち間違う。
 
もう一生
『クリスマス』という文字は
打てなくなったんじゃないかと思うぐらい。
 
 
元々、そのXデイを迎えたとき
自分がどうなるのか、は想像がつかなかった。
 
泣きじゃくるのか
気が遠くなるのか
凹みまくるのか
寝込むのか
 
結局、そのどれでもなかった。
 
家族がひとり、またひとりと
「おやすみ」と言いながら
リビングを後にするのを
「うん」と空返事をしながら見送った。
 
そして夜更けまで…
「ご結婚おめでとー」とつぶやいている
twitterのフォロワーをミュートしていた。
 
2年前ぐらいにtwitterにも
ミュート機能がついたことを
この時ほどありがたいと思ったことはなかった。
 (facebookのフォローを外すのと同じ機能)
 
 
初めて涙が出たのは、翌々日のイブ。
 
数少なくなったフォロワーさんのつぶやきに
「プっ」と吹き出した時だった。
 
あ、久しぶりに笑った・・・
 
と思った瞬間、目に涙がたまった。
 
出かける予定の娘がまだ目の前にいて
このままじゃ、涙がこぼれると思い
顔をそむけながらトイレに入った。
 
そして・・・
トイレのドアを閉めて、泣いた。
 
 
すでにポストには
「赤い封筒」が届いているだろう。
 
でも
ひとりで受け取りたかった。
 
娘が出かけてから、取りに行った。
家族が出かけてくれてたのが
不幸中の幸いだった。
 
 
目の前にある
クリスマス仕様の「赤い封筒」を
開ける気にはならなかった。
文面はすでにネットで知っていた。
 
開けなかったからといって
現実が変わらないことは百も承知…
でも開けたくなかった。
 
しばらくぼーっと見つめていたとき
2度目の涙が流れた。
 
ダレに遠慮することなく泣ける状況なのに
それほど涙は続かなかった。
 
 
これから先
「おめでとー」って言える日はこないと思う。
 
ふたりのプライベートで
さらにおめでたいコトが起きても
私は「おめでとー」は言えないと思う。
 
私にとっては
今でも芸能人の岡田准一だから。
 
だからこれからも
「好き、好き」云います♡


たまに落ちた時に…facebookに書けないようなことを毒づくことがあります。 そんな私をよろしくですm(_ _)m