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【3月6日:J2リーグ第2節 vs 町田ゼルビア】

1.初めに・・・スタンド観戦の感想

上記Tweetはメインスタンド南側S席で観戦した直後の感想です。

なんかもう、ドタバタ。

ハイプレスに対してCB3枚とGK1枚でかわそう繋ごうとするが、それができるだけの足元の技術を”全員が”持ち合わせているのか。
出口を何処に設定しているのかが不明です。
酷な言い方をすると、
「出来もしないことをやろうとするのではなく、できることをシンプルにやった方が結果につながるのでは?」
と感じました。
そこだけ流行のサッカーを模してもなんの意味もないです。

また、アタッキングサードで相手が守備ブロックを組んだ状態でどう攻めるのかの術が全くなく、近い場所、同サイドで細かいパスを繋いで、
・無理なシュートを打つ
・奪われてカウンターを受ける
シーンを何度見た事か・・・

昨日のルキアンのタスクはどの様に設定されていたのだろうか。
前節後半から出場した際にある程度機能していたポストプレーが皆無で、昨日はウイングプレーヤーの動きが多かった印象。

上述の
・自陣からの出口
・アタッキングサードでの手詰まり
を解決する一番簡単な方法が
・ルキアンに当てる→セカンドボールの回収
・ルキアンに預ける→二列目からの飛び出し
なのではないかと。

ただ、昨日のルキアンのハイボールへのせり方を見る限り、ボールへの執着心を余り感じられなかったのと、ボールを持った際のスプリントで相手に追いつかれて味方の上がりを待つシーンが多く見られたので、未だ本調子ではないのかもしれない。

個人の創造とイメージの共有で攻めたいらしいけど、イメージが共有できていな固めに、出し手の意図する場所に受け手が居ない。
当然奪われて責められる。
分かりやすいパスを奪われる。

ヤットさんのクオリティはどうしてしまったのだろうか。
CKでキーパーに直接キャッチされること多数。
ボールを奪われること多数。
違いを見せられないベテラン選手に居場所はないですよ。

そして選手交代。
最初に交代選手となったのは動きがキレていた大森。
次に交代したのは左サイドで何度も突破しチャンスを演出、先制点で結果も出した昌也。
なんでそこ?
昨日の前半の小川大貴のクロスの質を見たら鈴木雄斗に迷わず変えるけど。

相も変わらず交代は4つまで。
後ろの選手を使わないなら全員前の選手にしたら?
今野選手はCBもボランチもできるのだからディフェンシブな選手は一人にして、三木や吉永を置いてもいいのではないか。
ちなみに僕は昨日の展開になってしまったのなら、経験させるという意味で大井に変えて森岡を入れる。
去年のエコパ京都戦で現監督が今野→大井に変えた様に。
(あの時は交代が裏目に出てATで決勝弾を食らったけど)

そしてやっぱり松本大は嫌いです。

2.2失点目について

わからないなりに考えてみようとDAZNで何度も見返した。

やはり守り方に問題があるのだろう(選手個人が悪いというのではない)。

山本康が中央に戻ったことでフリーでパスを受けた相手に遠藤がプレスにいくもなんなくパスを通され、本職はボランチで後ろに人がいる伊藤がスライディングでパスカットを狙うも相手FWにボールが通り、そのFWについていった大井が振り切られ、相手に前に入られた山本義が競り合うことができず。

難しい体勢からのクロスも、コースを変えたヘディングの質も高いものではあったが、守る磐田側の幾つものミスが重なった結果だと考える。

3.ルキアンのスプリントについて

・相手選手の帰陣の速さ=町田の危機意識の高さ・ルキアンのスプリントに付いてくる味方選手の少なさ=磐田の守備→攻撃の意識の切替の遅さ=ルキアン一人でなんとかしてくれると思ってる?が見て取れたので、彼一人の問題では無かった。

4.49分のファウルと山本康のイエローカード

場内ざわめく。
副審のフラッグが上がるのが明らかに遅い。
その上でのイエローカード提示。
不可解。

オフサイドの反則があった場面でフラッグを上げるのを遅らせるのは知っていたが、ファウルがあった場面でも果たして同じなのか。
気になったので調べてみたところ、ガイドラインには

『副審は、-中略-反則を犯されたチームがアドバンテージにより利益を得た場合、旗を上げてはならない。この場合、副審が主審を目で確認することが大変重要である。』
とあるそうだ。

この場面、ボールの周囲に町田の選手はファウルを受けた選手一人でこぼれたボールを追える選手もいない。
アドバンテージにより利益を得られるとは言い難い。
しかも、主審もボールの行方を追っているのが映像からわかる。

明らかな誤審とまでは言えないまでも、ファウルを受けて顔を抑える選手の状態をチェックする意味でも直ぐにフラッグを上げて試合を止めるべきではなかったのではないだろうか。

5.選手交代について

見直してみた結果、大森は果敢に仕掛けてはいるものの、決定機の演出は少なく、むしろボールを持ちすぎて難しくしてしまった場面が目立った。

に、しても、だ。

出場した選手はスタメン、交代選手合わせて前節と同じ。
相手にしたらやりやすいだろう。

6.まとめ

前節からスタメン変更は1名。
交代で出てきた選手も全員前節出場。
結果が出ていない以上、メンバー、システム含めて変更する必要がある。
この日のキック精度と守備強度、周りの選手に掛かる負担を考えたらヤットさんに固執する必要もない。

戦術が無い以上、いじるところはその2点しかない気がする。
若い選手をどんどん試してその時調子が良い選手を起用するしかない。

このままだと期限付き移籍した選手たちは帰ってきてくれません。

また、藤田氏、前田氏が如何に有望な選手を育てようとも、トップチームに魅力が無ければ他のチームに行くのは必然でしょう。

その辺りを含めて、フロントは今後の方針を考えるべきだと思います。

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