#6 各社のIR面談件数(続編)


前回の続きです。
IR面談件数の集計対象をTOPIX100まで広げました。

11月の中頃にはできてましたが、「公開するかな…?どうかな?」と悩んで今に至ります。

TOPIX100構成銘柄のIR面談件数のイメージ(判明率25%)

 これを更に対象広げるのは一つかなと思いつつですが、TOPIX100だと機関投資家のユニバースには確実に入ってますから、日本株の大体の傾向としては見えてきそうです。まあ、25社分のデータしかないですから、そもそも判明率低すぎるので話にならないという側面はありますが…

これは件数を単純に合算してから指数化しているため、面談件数の多い発行体に少し引っ張られていると見ることもできそうですが、各社の面談件数を指数化してから、合計して、社数で割って計算しても、傾向は変わらなかったです。

一般的にはバイサイド・セルサイドの方も忙しい中で、決算のフォローアップでミーティング持つとなると、リアルよりZoomなどになりますし、そうなると必然的に件数をこなせるので、発行体側も面談件数はZoomなどを介して実施することで必然的に増えそうなものではあり、これは感覚としては数字があってそう。

ただ、細かいデータは未精査かつ公開の予定もないですが(需要もないでしょうし)、実際の面談件数の推移を見ると、ここで見える景色とずいぶん違って、会社によってやはりばらつきがありました。件数が劇的に伸びている会社、そうじゃない会社。色々です。(当然、中小型となればまた全く違う景色であるのは、日々のインタビューを伺う中で感じてますが)

面談件数が増えればいいかどうかというところも難しいところですが、KPIの設定が難しいIR活動に置いて、数字のモニタリングは必要な箇所かなと推察します。ご参考まで。


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