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1.19 保育者一人ひとりと話す

今日は「保育者一人ずつと話すこと」について書きます。

私はみんなの前で意見を言うのが苦手でした。今も言いたくない時はけっこうあって、それでも頑張って言っている時が増えました。役職的に提案する側に回ったというのもあります。
というか、いきなり脱線しますが私には瞬発力がないんです。話を聞きました、直後に「はいどうぞ話してください」と言われても、そこでうまく話せない。90分の講演の質問や感想はいくらでも言えますが、話し合いのような即時的に話すのがけっこう苦手です。終わってから「あーここ気になるなあ。どうしてあの時すぐに気が付かなかったんだろう」となります。

まあ私の話はいいんですが、他の方はどうなんでしょう。やっぱり後輩は話しにくい雰囲気があったり、さらに考えていることが先輩と違う時に「私は違うと思います。」と言うことって、やはり簡単ではないです。最近(少し前)に職場の心理的安全性というワードが流行りましたが、安全性が100%保たれることは無いでしょう。先輩も色々なタイプの人がたくさんいますから…最低限その組織のNo.1とNo.2あたりは心理的安全性を意識すべきだとは思います。できればもっとです。

そんな言いたいことが言えない状態、もしくは意見がない(トップダウン待ち)の状態をどう改善しよう。ここがポイントです。

(ちなみに、意見がない状態に管理職が嘆いていても始まりません。というか意見がないわけないんです。言わなくても進むシステムが問題なんです。言わないといけない(言いたくなる)システムを作るんです。)

私もいろいろやってみました。


例えば付箋。意見を書いて出すやつです。匿名性があり、書きやすい。ただ収拾がつかなくなりました。私の技術の問題ですね。
ICTを使ってアンケートにしたり、書き込むようにしたこともあります。これも意見は出ますが、発展がしないですね。やっぱり匿名性が書きやすさを高める一方で、深めることを邪魔しています。

あとは小グループで話し合う時間をつくることもやりました。これは今もけっこう使ってます。みんなで話し合うと話さなくなるなら、二人ずつで話し合ってもらう。二人なら話さないわけにはいかないじゃないですか。二人にこだわらなくても、三人で、学年で、くじ引きでグループを決めて、などやってます。
ただ、これにも気をつけないといけないことがあります。


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