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仕事とお金と人生の向き合い方

こんにちは。京都嵐山エリアでスープとお惣菜PanBooというお店をしていますmeggyです。#女性起業家

今日はPanBooで一時期アルバイトをしてくれていた男の子に久しぶりに会って喋るためにランチ&お茶をしてきました。
今現在も働いてくれているスタッフと3人で。

その男の子ってすごい面白い人生を送っていて、今現在は無職。
自分の赴くままに日本全国を旅しています。
自分では『旅人』と言っており、この旅のことを『巡礼』と表現しています。

まだ二十代のその彼は大学卒業後東京で就職するも早々に精神的に働けなくなりました。
元はバリバリやってやるという意気込みで就職したにも関わらず。。。
そこで自分と向き合うことを始め、右葉曲折しながら今の生活スタイルになりました。

『旅』のことを『巡礼』と呼んでるのは、なんかこの活動にしっくりくるんだって。
無職の彼が日本全国を旅すにはどうしても『お金』がかかります。
「どうしてるの?」と聞いてみると、
「時々畑仕事を手伝ったり、イベントを手伝ったりした時にお布施をもらってます」
だって。なるほど。お布施に巡礼か。

時給で働いているわけでもないので、お布施は物だったり食べ物だったり、お金だったり、10万ぽんっとくれる人がいるとかいないとか、いろいろらしい。

そのシステムって結構いいよねって思います。
例えば私の夫はミュージシャンだけど、3000円のライブを組むより投げ銭ライブをした時の方が投げ銭に樋口さんや福沢さんがいてすごく売りあげる時があります。(ライブにもよるけど)

自分の価値、自分が提供した時間に自分が思ってる以上に価値がある場合がある。

私がやっている『飲食業』ってそれが出来ないから、自分で値段をつけるのが本当に難しい。
ある人には「高い」と言われある人には「安い」と言われる。
いっその事投げ銭にしてみたくなる時があります。
でも『食』って『原価』と『一般的な相場』があるから難しいいよね。。。

そんな彼が最近はイベントを企画してみたいし、起業しようかとも思っているらしい。
それには大賛成!
個人事業主の起業なんて税務署に行って紙一枚かけばいいだけなんだから。
でもそれだけで信用が得られます。
今はただの無職だけど、起業して旅をすれば何かを頼まれる機会も増えるだろうし、イベントするにしても自分を紹介しやすい。
たった一枚の紙で活動が広がるなら起業しちゃえばいいやん!って感じです。
彼がイベントを企画するなら是非PanBooで参加するよ〜と伝えておきました。

ではPanBooでどんな感じで参加できるのか?
最近のPanBooのお仕事事情は、念願のレトルトスープが完成したのでポップアップなど出店。マルシェの参加。夫がするBARのライブで出張PanBooランチ付きライブ。レトルトスープ・お弁当の卸。
まだ実現はしていませんが、社食で使いたいとのお話も。

PanBooは今、店舗だけでなく色々なところに飛び出して活動しています。
東京行った時に役者の卵をしている方に言われたのが、「東京でPanBooがあったら絶対ケータリングの需要あるのに〜!」だって。
ケータリング。お弁当の配達でもいいらしい。
とにかく稽古や舞台がある時にご飯を頼みたいらしい。
あれ?それって京都でも需要ないの?京都にも劇団いっぱいあるよね?
でもそこにどうアプローチしていいかわからない私です。

とりあえず『ケータリングします』って書いといてみる??

まーそんな感じで最近は色々飛び出しているので、彼のが主催するイベントにもきっと色々な参加方法があるでしょう。
彼が主催するイベントみてみたいな〜と期待しているのです。


私はお店を持って毎日ご飯を作ってそれを売って生活しています。ある意味型にはまった生活。
でも彼は少し理解しにくい型にはまらない生活。

でもそんな彼の話はとても刺激的で、私も型にはまらず仕事をしていきたいと思わせてくれます。
PanBooは私の手段や名刺みたいなもの。
PanBooを使ってもっと面白い事色々していきたいな〜と思わせてくれる良い1日でした。

#私の仕事


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