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ジュビロ磐田8連勝、11戦負け無し

J2・21節(7月3日土曜日19:00曇)小笠山総合運動公園エコパスタジアムにてアルヴィレックス新潟との今季の折り返しとなる試合で、無失点記録はストップしたが3–2で勝利をつかみ首位に立った。


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この21節はリーグ前半戦最終であるとともに、勝てば首位になる可能性がある試合でもあった、またジュビロ磐田「15」伊藤洋輝にとってドイツ移籍となる最終戦でもあった。


その試合を物にできたことは、今季スタート時のあの躓きをしていたチーム状況から脱却し、11試合負け無し8試合連続勝利となった。


しかし、この伊藤洋輝の抜けた穴はかなりの大きさであることは間違いない、誰がその穴を埋めるのか?
7月も天皇杯があり連戦である、伊藤洋輝と同じスタイルのCBは残念ながら今のジュビロ磐田にはいない、あれだけ攻撃参加できる、また正確なパスでのサイドチェンジ、高速での帰陣と相手ボールを奪う力、そして誰にも負けない闘争心!

かなり戦力ダウンは免れない、ただ好調のチーム状況は、きっと次の選手を必ず生み出してくれるだろう、その意味でも小川大貴の今節での復帰はチーム、サポーターにとって大変嬉しく待ちに待ったことである、その影響は大きくて複数のポジションに好影響をもたらすはずだ、この試合も松本昌也にかわり主戦場ではない左WBに途中出場してくれた。

また、CB登録でなかなか試合に出ることが出来ない中川 創、大武 峻、若手の鈴木海音(U -24代表TMで不在)がこのチャンスを狙っているはずだ、この状況がきっと選手間競争を激化してくれることを期待しよう。

1.スタメン

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前節怪我で途中交代となっ大井健太郎に変わり山本義道がCB、その他は長崎戦と同じとなり

サブには待ってました小川大貴が復帰、あの駆け上がる攻撃がまた見られる楽しみが増えた。
これで怪我での離脱はアレックスだけになったのか。
攻撃陣では藤川 虎太朗が入り、ラッソが外れた。

2.前半


ポゼッションは新潟有利だろうなんだろうなと考えている間に、ルキアンのヘッドが炸裂、しかしバーに弾かれ、その後すぐ松本昌也のDFライン裏を狙うランに伊藤洋輝のスルーパスが通り右足で1点目、新潟アルベルト監督からはオフサイドの誤審と言われたシーンだ。
磐田贔屓の目線と言われるかも知れないが、千葉選手の赤い?スパイクの右足が松本昌也と同一線上にあったと思われる。

そこから、ボールは保持されるも決定機が作れない新潟に対し、磐田のカウンターが決まる。
18分には大津祐樹のドンピシャのクロスに逆サイドを駆け上がったルキアンがドン!2点目。

32分には遠藤保仁からのFKの流れから、森岡陸がしなやかに抜け出し冷静にキーパーの動きを見て発ゴールを決めて3点目。

その後も大津祐樹のポスト直撃のシュートから山田大記の惜しい詰めがあったが決まりはしなかったが攻め続けた。

この時点では、ちょっと出来過ぎ感がありサポーターも少し浮かれ気味だった(自分も含め)
ただ、「後半は厳しくなるぞ」「0-0の意識で後半入らないと」とも感じていた。


3.後半

リードされた新潟が圧力を増し、ボールを保持しながらパスをまわし、試合をコントロールしていく、しかし磐田もプロックを敷き決定機を作らせない、さらに選手を入れ替え、72分には攻撃の要である本間選手も交代させた、その後すぐこの日の1番問題となったPKシーンがおとずれた。

たしかに山本義道の手にも当たってはいるのだろうが?顔面直撃するボールを避けるための『手』であった、実際に顔に当たっているわけだからPKの判断は間違っていたと推測する。

しかし判定は下されたわけだから、それに従うしかない、気持ちを切り替えできていたのだろうか?
8試合連続無失点が、このPKで途切れたことへの不満もあったのかもしれない。

その10分後途中交代の谷口選手に、DFの乱れをつかれ2点目を決められた。
この時間のDFの乱れは次につなげる修正点とし、改善して欲しい。

試合は6分のロスタイムを消化し3ー2のまま試合終了となった。

4.伊藤洋輝

明日から僕らと同じサックスブルーのサポーター

必ず12月にはJ1昇格のニュースをドイツへ送ります。

日本を代表する選手になって、日本代表選手としての凱旋を期待して応援します。

思いっきりやってこい👍

今季前半が終わったのだが、序盤のチーム状況から想像もつかない連勝と失点数の激減となった、勝つことがどんなにチームのモチベーションを高めるかまざまざと見せつけられた。

勝利が良薬となり問題点を解決して行く、コミュニケーションが活発に行われる、いいサイクルになっているんだろう。

しかし、まだ半分。
好調時は、見えない・気づかない問題点も発生しやすいこともあるはずだ、いかにチーム全体がJ1昇格にむけて、良い雰囲気の中に厳しさを持ち込んでいけるか?

『山本康裕』、キャプテンシーを持って変えの効かない選手となっている、後半戦は更なる厳しさを持ってチームを支えていってほしい、康裕にはそれが出来るはず!

さあ、この『魔境』を抜け出しJ1へ!






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