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ジュビロ磐田、痛い引分けで暫定首位から後退

J2リーグ第27節(8月28日土曜日19:00晴)
ホームYAMAHAスタジアムにてS.C相模原との試合に挑んだ。

灼熱の中、選手はスタミナとの闘いだ。

8月リーグ再開後は2勝1分、東京ヴェルディ・ツエーゲン金沢と先制される苦しい試合を逆転し2連勝中だ、その逆転勝利をいかすためにも勝点3がどうしても欲しい試合だった。

暫定2位の京都は、破格の外国人3人がチームにフィットして現在最高の状況だろう、新潟、琉球、山形、甲府、長崎と上位を狙って勝点を積み上げて来ているので、他会場も大いに気になる。


結果は、1–1のドロー。
追いついたのは試合終了間近の89分だった。

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1.スタメン

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累積警告で出場停止の大井健太郎にかわり、注目の伊藤槙人が初スタメン。
伊藤槙人には期待大だし、CBのスタメン競争も激しくなり強化に繋がって欲しい。

サブには小川航基が入った、彼の復活がジュビロ磐田の今後に大きな影響がでることは間違い無いはず、ここを打破してくれ!


2.前半

開始早々から相模原に連続攻撃され、防戦一方となってしまう、またもや試合の入りに失敗したカタチとなり、立て続けにポストに助けられなかったら複数失点していたはずだ。

連勝中の2試合も、先制点を奪われる展開を逆転して勝点3をとれ、前節はロスタイムに奪ったPKによりだ、その流れからすると勝ちを拾えたチームが一致団結し、上昇気流に乗って一気に突き放す試合展開で勝ち進むことができたはず、しかしその流れにはならず、藤本に綺麗なFKを決められる。
敵ながらあっぱれなFKだったけど、これは致し方ない、それより中盤を自由に展開されたことが、ちょっとショックだったな。

それでも攻撃陣は体制を整え、ルキアンのポストや、サイドからのクロス、果敢な攻め上がりで反撃にでた、しかしゴールを奪うことは叶わなかった。


3.後半

後半の入りも相模原からだ、どうしても入りが悪いジュビロ磐田、原因はどこに?

あのゴールライン上でクリアしたルキアンのプレーには痺れたよ、あれが入っていたらと考えると冷や汗がでてしまう。

前節もそうだが、相手のセットプレーでいつも弾き出すのはルキアンだ、特にCKのヘッドでのクリアは本当に助かっている、ゴールゲットに悩む我らのエースストライカーは、それ以上に自陣ゴール前でのピンチを救ってくれている、そんなルキアンが得点王になるためにチームをあげてフォローして欲しい。

“Magnífico.Lukian”

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試合開始から実に89分、ついにゴールが決まった、後半攻撃的な選手を入れ、なんとか得点を狙って攻め続け、ラッソが入ってからはさらに攻撃陣が奮起しシュートを打ち続ける、そしてゴールエリア内でラッソが頭ですらし、流れたボールを優しくマイナス方向へパス、合わせたのは山本康裕だ、康裕は力むことなくごちゃごちゃのゴールエリアへ流し込むシュート、それがうまく抜けた、同点ゴール!

この後逆転を狙うもゴールは奪えず、引き分けとなる、これで山形の敗戦後4戦負け無しとはなったが、なんともスッキリはしない闘いが続いていることは確かだ、ルキアンのゴール前でのモヤモヤ感とチーム全体のモヤモヤ感がシンクロしているようだ、だからルキアンが豪快に流れのなかでゴールゲットすることで、チーム状況も一変し、J1昇格に向けて突き進んでいくような気がする!

4.今後

次節はいよいよ9月、名波浩監督の松本山雅、調子が上がってきた千葉、岡山、そして直下の琉球だ、この9月の重要な4連戦でルキアンのゴールで連勝に持って行ければ、きっと良い結果が得られると確信しよう。

感染状況が少しでもおさまり、またスタジアムへ気持ちよく足を運べる日が来ることを祈り。




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