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footcaregiverBASIC講座 群馬会場レポート

2023年11月7・8日は群馬県高崎市にあります小規模多機能型プレイス オリジン(株式会社アイ・ウィッシュ様)を会場に実技演習を開講いたしました。オリジンさんで働く介護士さん2名も職員研修の一環としてご受講いただきました。そして遥々片道5時間車を運転してご受講いただいた受講生もいらっしゃり本当数あるフットケアスクールの中から当講座をご受講いただき有り難く思っています。
 

小規模多機能居宅介護。デイサービスとして。そしてお泊まりもできる施設になります。90代のおばあちゃんが包丁を持って昼食の下拵えをしたり、90代のおばあちゃんが座布団の上に正座をしてたたみものをしたり、外に出てコーヒーを飲んだり。家庭そのもののような雰囲気のオリジンさんです。そしてスタッフも若く、夕方になればスタッフさんの子供たちが宿題をしにオリジンさんに帰って来たりと働いているママにも優しい事業所様の配慮がありました。



講座で大切にしたいことのひとつとして講師によるデモンストレーションを工程毎に行い受講生に観て学んでもらう時間を設けています。
少人数制なので講師の目が行き届きやすく、そして受講生も質問をしやすい環境となっています。
安くはないお金をいただいているわけですので、やはり金額以上のことはお伝えしたいと思いながら受講生には向き合っています。


視力が殆ど見えない方。足浴の際は「いー気持ち💛」と仰られていました。工程毎に次に何をするか受講生が伝える際に実際に爪ヤスリはどういうものか触れてみたいということで触れて確認をしていました。「今はこういうものがあるんだね」と関心されていました。爪を整え終わると足先に触れて「全然違う。ガタガタしていたのが、まーるくなっている。」と喜ばれていました。



介護士さんのお二人も、足浴を高齢者にしてあげることはあっても自分は体験したことがないということで足浴の体験を。足浴の目的、効果作用を座学で学んだ後は実際に体験することで感じることができたようです。



群馬会場でご協力いただいたお年寄りの3名程は100歳近く、しかも皆さ歩くことができる方でした。皆さんとお会いしてつくづく、足元のコンディションが最良の状態でいられるように皮膚も爪も、靴も靴下も整えるケア、サポートの必要性を改めて痛感いたしました。




最終日の筆記試験の様子



介護士さんになってまだ数年。お年寄りの足をなんとかできないか思いと介護福祉士の講師よりフットケアを学びたくて今回ご受講されたという受講生。



介護保険サービス内でできるフットケアはたくさんあります。導入のポイントなども併せて講座ではお伝えすることができるのも高齢者施設で勤務経験の長い講師だからこそ伝えられることでもあります。受講生には今後のお仕事に活かしていただきたいです。





今回会場等のご協力をいただきましたアイ・ウィッシュ株式会社様のHPになります。こちらも是非ご覧ください。


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