ビエルサライン

サッカーのシュートはどこから打つと期待値が高くなるのか。それを考察したのがビエルサラインである。

アルゼンチン指導者のビエルサ氏が考案したペナルティエリアの角からゴールエリアの角を結んだ線上のこのエリアで全体の85%のゴールは決まる。

つまりこのエリア内でシュートすればゴール期待値が高く、反対にこのエリア外でシュートすればゴール期待値は低くなる。

ゴールに入らないという単純な問題だけではない。ゴールに入らないと言うことはボールの所有権が相手に移る可能性がある(またカウンターを受ける危険性も増す)という考察へも繋がる。

何れにせよ、ビエルサラインを信じるのであればゴールを決めるためにはこのエリア内に侵入しシュートを打つことが最も高い期待値であることに変わりはない。

つまりは、このエリアでシュートを打つためにどのようにボールを運ぶのかを逆算的に考えていけば、理論的であり体系だった攻撃構造が作れるのではないかと考える。

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