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インターハイ

更新頻度が著しく下がっておりますがこんにちは。

今日はインターハイ予選の3回戦でした。自分にとってはじめての公式戦の指揮。
2回戦で対戦する予定だったチームが棄権したので今日がトーナメント初戦。
相手はベスト4常連校で、勝率は限りなく0に近いと思ってた。ただコンマ何パーセントかでも勝率があるなら、そこに全てを懸けて全力で挑む姿勢は選手に見せないととも思ってた。

本気でチームのために走って、自己を犠牲にしてでもチームとして闘え。
先発の選手がチームを代表して闘うのは勿論、リザーブの選手もチームのためにできることをやろう。
相手は格上やけど勝手に弱気になるな。高校サッカーひっくり返すくらいのジャイアントキリング見せてやろう。

的な話をして送り出した午前11時。

結果は0-5

はっきりプレーして立ち上がりで相手にプレッシャーをかけよう、と話してた立ち上がり3分、GKのセカンドボールを拾われて中央崩され失点。前の選手権の時の失点も2分だったので一瞬悪夢が蘇ったが、下向いてる暇はない。

なんとか鼓舞するも、相手のインテンシティやプレースピードに慣れないまま試合は進み、飲水タイム時点で0-3。更に1点追加されて0-4で折り返し。

内容は確かにずっと押されてたけど、GK中心に文字通り"身を投げ出した"守備で点差をキープした上、2,3本裏抜けから決定機も作れてたので全く悪くはなかった。後半の修正次第ではひっくり返せるかもしれんとすら思ってた。

下を向くな。GK、CB中心に4点で抑えてくれている。DFラインの裏に出せれば決定機に繋がってるから、どんどんそこを狙っていこう。泣いても笑ってもあと35分、死に物狂いでチームのために闘おう。

後半キックオフ。
相変わらず相手のチャンスが多い。
ただここも後ろの体を張った守備で得点させない。逆に此方は中盤で前向きにボールを持てるようになる機会が増えて、徐々にチャンスが増えてくる。押され気味ではあったものの、相手の攻め残りから速攻でフィニッシュまで繋げることが多くなった後半の中盤、抜け出した10番のミドルシュートはポストにヒット。
運の尽きもあったと思うけどこれも実力のうちかな。

その後も10番を中心にシンプルな速攻でチャンスを増やすも最後までゴールは奪えず、
逆に終了間際に追加点を喰らって万事休す。

結果は0-5。

結果だけ見れば所謂「夢スコ」というやつで、実力通りの結果になったと思う。
ただ確かにチームとしてベスト4校相手に得たものは大きかったはずやし、後半35分弱は0点で抑えてたのはむっちゃくちゃ素晴らしいことやと思う。

恐らく全員が150%くらいの力で闘ったと思うしめちゃくちゃ褒めてギューってしたかったけど、「格上相手によく頑張って食らいついたね」て言葉が繰り返されて成長を妨げてきたのも知ってるのであえて褒めず。

最後の集合の時は本当にどういう振る舞いをしようか迷ったけど

なんちゅう試合してるねんお前ら。
今日の強度やらタックルやら雰囲気で普段の練習から取り組まんかい。確かに去年の選手権から考えると成長したかもしれないし、今日の君たちはすごく頑張ってたと思う。けど目標は達成出来なかったんや。それをもう一度よく考えろ。

と、結局ブチ切れ(気味)で話す。

あまりこういう話し方はしないから、選手が何かいつもと違う雰囲気を汲み取ってくれたらいいな。


勝率は限りなく低いと思ってはいたけど、実際負けるとアホみたいに悔しいし、自分次第でなんとかなったんちゃうかと思う。

幸い僕の引退は1年後、長くて1年半後なので、沢山経験を積んで成長していくしかない。

3年生、今までお疲れ様。ありがとう。

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