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◇幹事を引き受けるワケ③ ~これから受ける仕打ち ~

カラオケ店に入るとゆみか様が受け付け対応をした。いつもなら私がやっとく!と言って女性には座っていてもらうのだが…

店員「ドリンクバー付きのフリータイムですね」

フリータイムって、いったい何時間ここにいるつもりなのだろうか。道中私の歩く前で行っていた打合せ内容がすごく気になる。

受け付けが終わると13番の部屋に入った。ゆったりと座れるソファが置いてあり、4人で入るには十分過ぎる広さだった。

ゆみか「ねぇ、幹事の度にチラチラ見るくらいだと満足できないでしょう?今夜は私たちが楽しませてあげますよ」

ゆみかが楽しそうに私に話しかけてきた。

まあや「なんでそんなところに突っ立っているんですか先輩。私の歓迎会も兼ねてるんですからね」

新入社員のまあや様に促され私はソファに腰掛けようとした。その時

まあや「なんでそんなところに座ろうとしているんですか?先輩は床でしょ?」

そう言ってまあや様は私を突き飛ばし、私を床に倒した。そしてそのままきょうこ様に蹴とばされ仰向けになった。

こういった状況はアダルトビデオで何度も見たことのあるシチュエーションではあるが、実際にやられることになるとは思わなかった。

きょうこ「それじゃあ私たちも座りましょ!」

きょうこ様が私の足、ゆみか様が股間当たり、そしてまあや様が首元あたりに足を置き、3人仲良く並んでソファに腰掛けた。

ゆみか「先輩幸せですね~。こんな角度で足見たことないでしょう?どうですか今の気持ちを言ってごらん?」

わたし「えっ…」

きょうこ「えっ、じゃねえよ!!散々幹事とか偽善の役割引き受けといて今の感想も言えないの?」

まあや「新入社員になって、いきなりこんなことになるなんて私が初めてじゃないですかぁ~?」

ゆみか様、きょうこ様、まあや様にそれぞれ言葉をかけられ、本当になんと答えれば良いか分からない。

(妄想では楽しかったけど、実際にやられると恐怖の方が大きいな…)

まあや「あっそうだ」

ゆみか「どうしたの?」

まあや「私大学生の時ちょっとした裏垢やってたんですよ。下着売ったりとか簡単なやつなんですけど。」

きょうこ「それ言っちゃうんだ笑」

まあや「まあこんな状況だしいいかなと思って。そのアカでこいつの情けない姿さらしますね!」

わたし「え、それは勘弁してください」

まあや「なんかさっき何も言わなかった人が急にしゃべり始めましたよ。うるさいから口塞いじゃいますね」

そういってまあや様はパンプスで私の口を踏みつけ、話せないようにした。

わたし「うっぅぅ」

まあや「ははは、いい眺めですね~。はいチーズ。」

そういってスマホで私の顔写真を撮って、何やら操作をしている。

わたし「本当に勘弁してください。お願いします」

まあや「何言ってるか聞こえませんよ笑。それにもうアップしちゃいました!ライブ配信しないだけありがたいと思わないとね」

今の若い女性様の残酷さを身をもって知った。これからフリータイムのカラオケボックスで行われる仕打ちに震えながら、女性様の足下でもがく私であった。

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