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英語嫌いのヒム。

これまでいろんな人と出会い英語を教えてきて少し難しいなと感じる子がいました。でもね、その子の面白いのは英語を完璧に理解しているってことです。私もそうでした。

彼が嫌いなのは日本語で英語を学ぶこと
つまり幼いころから英語を使って暮らしてきたにもかかわらず、日本で学ぶ英語は文法中心だし、使わないような単語をランダムに覚えることを繰り返す。そして、一番つらかったのは「日本語」がわからないってこと。

高校で英語を教えていて笑っちゃったことがありました。私実は半世紀を生きてきて、初めて気づいちゃったんです。それが、日本語じゃない英語を学ぶためのへんてこりんな日本語を私は日本語だと信じてきたんです。

帰国子女であった中1生の私は、当時日本語が全く分かっておりませんで、例えば「彼はそれを二つ必要とします」とかいう日本語を、普通に使っていました。そしてそんな私は翻訳者を目指し、勉強をし続けました。ひたすら、ひたすら

例えば翻訳調の日本語ですね~とか、日本語ではそういうふうにいいません!と、先生方に叱られました。
でもね、わからなかったんです。正直ってずっと。今でも変てこりんな日本語を使っています。ごめんなさいね。

おまけに私の英語はネイティブではありませんし、日本語も中途半端で、正直どうやって生きて行っていいのかわかりません。
そんな私ですが、なんとか生きてます
だから、ね。

英語嫌いのHim/Her/They
私たちは決してダメなんじゃないよ。ただ、少しだけ違っていただけだから。ということを今日は伝えたくて。

石井ふみ
今日もお付き合いありがとうございました!

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