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こんな風に生きてみたい!

今サポートしている部署のマネージャーとは、入社以来10年以上の付き合いで、社内でも一番気心の知れた間柄です。
しかも、趣味がほぼ同じということもあり、特にラノベではオススメを教えあっています。

最近は、どちらともなく『小説家になろう』サイトを見るようになり、そこでもオススメを教えあうようになりました。

まぁ、主だったところ(『転生したらスライムだった件』『盾の勇者の成り上がり』『ありふれた職業で世界最強』『異世界食堂』etc.)はだいたい読んでしまってます。
その中で、以前から私が読んでいて、そのマネージャーにも教えたところ、彼もハマったのがこちら。


『俺は星間国家の悪徳領主!』

『俺は星間国家の悪徳領主!』https://ncode.syosetu.com/n1976ey/です。

リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。
剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。
星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が戦うスペースオペラのような世界。
貴族たちが支配する帝国の伯爵家に転生したリアムには野望があった。
それは――悪徳領主になることだ。
前世、不幸にも全てを失い絶望の中で死んだリアム。
――善良に生きるなんて馬鹿らしい。
――好き勝手に生きてやる。
そんな気持ちを胸に、第二の人生を歩もうとするのだが、価値観の違いから名君として崇められてしまう。
リアムは無事、悪徳領主になれるのだろうか?

この主人公、リアム君がまぁスゴイ(笑)。
ハッキリ言って、そこらの俺tueee系ヒーローなんて目じゃないくらい強くなっていきます。
しかも「善良に生きるなんてバカらしい!」と、悪徳領主を目指してまっしぐら。
ただ、前世の真面目な性格と、小市民的な価値基準が、星間国家のレベルには合わず、周囲からは悪徳領主どころか善政を敷く名君として注目を集めていきます。
その辺りのズレが何とも言えず、面白可笑しいのですが、一番に惹かれるのはやはり、自分のやりたいように生きているんだけど、どこか残念な人たちが集まっている点でしょう。

マネージャーも一番最初に読んだ感想が
「残念な人たちの群雄劇だね」
でしたから(笑)。


ワルじゃなくて悪(アク)

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リアム君のスゴイところは、常に考えてるところです。
強くなるために。
悪徳領主になるために。
そして自分が思った通りに生きるために。
その考えがちょっとズレてるところが面白いんですが、そのズレが様々なことを起こしていきます。

しかも、悪徳領主ですから、自分の意見をゴリ押しします。
そんな彼の生き方を見ていると、年甲斐もなく憧れを持って見てしまう自分がいます。
「こんな風に自由にいきられたら楽しいだろうな」
ちょっと間違っているのかもしれませんが、そういう自由に憧れるのは、幾つになっても変わりません(笑)。

気になる方は、ぜひ一度読んでみてくださいね。

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