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再読してますか?

 先日こんな記事を書きました。

 会社の目的はチャリンチャリンとお金を増やすこと

 この記事の中でご紹介させていただいた本があります。

 記事を書いた時に、この本を読んでいたのですが、どうにも理解しきれない。

 そこでもう一度、最初から読み直しをすることにしました。


【ザ・ゴール】で経験した再読の効果

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 TOCを学ぶ中で、ジャパネットたかたの高田社長が【ザ・ゴール】を何度も読み直しされているという話を聞いたことがきっかけで、私も【ザ・ゴール】の読み直しを始めたことがあります。

 実際にやってみると、すごい体験をすることになりました。

 他の記事でも書きましたが、TOCの知識が入っているお陰か、1度目に読んだ時よりも入ってくる量が違うのです。

 書かれている内容が変わるわけありません。

 でも入ってくる情報量が違っているのです。

 これは本当に驚きました。

 それ以来、ゴールドラット博士の本は何度も読み直し(再読)しなければ理解が深まらないと思うようになったのです。


【コストに縛られるな!】で分からなかったポイント

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 先にご紹介した著書【ゴールドラット博士のコストに縛られるな!】を読み始めた時、何か腑に落ちないところがあったのです。

 知識としては入ってきている。

 でも、何かが足りないし、何か理解し切れていない部分があると感じていました。

 今回、最初から読み直しを始めたところ、そこに気がつくことが出来ました。

 この本の内容は、博士がスループット会計を説明しているセミナーか講演会の内容をまとめたものになっています。

 その中で、いくつか事例を挙げて説明されている箇所があるのですが、その事例が今イチイメージできず、引っかかっていたことを今回発見したのです。

 考えてみれば、自分は会計に関しては全くの素人です。

 会計計算をどのようにやれば良いのか分かっていません。

 コスト計算なら、仕事でやっているので問題ありませんが、やったことのないやり方に抵抗感を抱いていたようです。

 なので今は会計的な事例は、ひとまず脇に置いて、分かるところを頭の中に叩き込むようにしています。


再読を始めて思うこと

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 【ザ・ゴール】をはじめとするゴールドラット博士の本は、一度読んだだけでは理解できないと言うことが分かりました。

 再読をすればするほど、理解が深まるというか、1度読んだだけでは分からないことが分かるというか。

 それだけ奥深い内容になっているのと同時に、自分の理解力のなさも痛感している次第です。

 それに博士の本を速読するのは絶対に不可能です。

 【ザ・ゴール2】を再読していた時、思考プロセスの内容を読んでいたのですが、途中で「どうしてそのように考えられるのか?」「どうしてそれが見えてくるのか?」がどうしても理解できず、何度も読み返すことになりました。

 結局その時は、答えが出なかったのですが、後から「応用問題を解くことに慣れていない」という解答をもらって、すごく納得できたのを覚えています。


【ザ・ゴール】がアニメ化され研修になった

 読めば読むほど理解が深まり、読む度に感銘を受けるゴールドラット博士の本ですが、その代表作と言えばやはり【ザ・ゴール】でしょう。

 その【ザ・ゴール】がアニメ化され、研修としてコンテンツ化されました。

 内容は、【ザ・ゴール】をアニメ化した1時間半の映像を見た後、その動画の内容をゴールドラットジャパンCEO岸良裕司氏が2時間にわたって解説してくれるというものです。

 詳細は、以下のサイトを確認していただければと思います。

 先日行われた【ザ・ゴール】特別上映会で、アニメ化された映画を見ましたが、内容はマンガ化された漫画版ではなく、【ザ・ゴール(小説)】そのものがアニメ化された内容になっています。

 これは、この【ザ・ゴール研修】を全世界に向けて展開していくためであり、そのために【ザ・ゴール(小説)】をアニメ化したと言われていました。

 研修云々は別にして、アニメ化された【ザ・ゴール】が見たいという方もおられるでしょう。

 そうした方のために、無料体験会や上映会が今後も行われることになっています。

 詳しくは、上のHPの内容を確認していただければと思います。


学び方は人それぞれ

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 私はまだ【ザ・ゴール研修】を受けておりませんが、近いうちに必ず受講したいと考えています。

 今の時点で言えることは、この研修も良いし、マンガ版で学んでも良いと思います。

 ただ、私としては再読をお勧めします。

 再読した後、ザ・ゴール研修の岸良氏の解説が聞けたら言うことないでしょうけど(笑)。

 それに何より、アニメ化されたのは【ザ・ゴール】のみです。

 それ以外の博士の本は、まだ映像化されていないのですから。

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