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タスクシュートと四則演算(第十五回)

レビューで振り返ってみる
 こちらで投稿させていただいている記事も、早15回目となりました。そろそろ100日チャレンジの第七期が終わりになる時期でもあります。ということで、チャレンジの最後に、これまでに行ってきたことを思い出せる限り振り返っていただき、「良かった」と思えるような、そして「これからも続けられる」と思えるように、今回の記事にしようと思いました。
 ということで、レビューについての話題にします。

タスクシュートは防災訓練
 さて、レビューとは、1日の振り返りであり、プランの見直しでもあります。
 このことは、秋や春先によく行われている防災訓練がありますが、それによく似ています。
 といいますのは、タスクシュートで言えば、プランが防災訓練でいう「避難計画」であり、いざという時にどうやって自分の身を守か、今いる場所から安全な場所に避難するかということになると思います。タスクシュートでは「今日1日」を限定してプランを立てますが、防災訓練では、災害が起きた時という限定で計画を想定します。
 レビューに当たる部分は、防災訓練の後の振り返りがそれに当たるのではないかと思います。これは、訓練を行うことで、実際に見えていなかった部分が見えてくるということがあり、タスクシュートのレビューでも同じことが言えるでしょう。

想定と実践
 では、皆さんはプランを作るとき、今日1日が現実にプラン通りいくと考えて作成していますか?
 プランはあくまでもプラン(計画)なのですから、なかなか思うようにはいかないものです。
 しかし、ここで幾らかの人は反論があるはずです。タスクシュートを実践していると、習慣になっていることは、時間の多少はあっても、計画通りに進むということです。これがタスクシュート的に言う「しっくりくる」ですが、その段階まで来ている人は、それなりに紆余曲折があって、いろいろとプランを変えたり、追加したり、削除したりということを繰り返しているのではないでしょうか。
 要は、そこまで完成されたプランが出来上がっていれば、多少の障害があっても大丈夫なのではないかと思います。

 ところが、そこまでなかなかできずに、習慣の定着ができないと思っている人からすると、なんか難しいと考えて、計画倒れするかもしれません。
 だからこそ実践が必要になるのですが、そういう人は、おそらくタスクを詰め込みすぎてないか、計画をガチガチに組んで、抱え込んでいないかということを、見直して見る必要があります。

実践でわかること
 では、実践してみようとなるのですが、防災訓練でも、計画があって、計画通りに動いてみることから始めることになると思います。
 タスクシュートでも同じで、まずはプランを作ったら、計画の通りに動いてみる。そうすれば、実際の動きや、動いた結果が見えるので、プランがどうであったのか、ということが見直し出来るわけです。
 見直しができると、翌日のプランにそれを取り入れれば、それでOKになりますね。

普段から想定しておく
 さて、これまでは計画して、その通りに動いてみることの基本部分での話でした。ここからは、普段思ってもいなかったような状況が起こった時に、それでもプランの通りに動くのか、動けるのか、そういったことになります。

実例として、寝坊したときのこと
 例えば、これは私の実例として取り上げますが、私は年に何回かは寝坊してしまいます。そういった時、どのようにプランを作って行動するかですが、まず寝坊しているため、最初の開始時間がすでに違います。ですので、プランを作るよりも、行動が優先されてしまいます。ですから、ツールには後から登録するということで、プランなしの状態から始まって、終わった後に一息つく頃にログを作ると言う感じになります。そのときに、合わせてそれ以降のプランを作ることにもなります。
 これは極端な例になりましたが、普段からそういった状況になることも想定していれば、タスクシュートが置いてけぼりになる、と言うことになならないでしょう。

結論
 この記事を読まれている皆さんならば、タスクシュートが普段の生活に溶け込んでいることだと思います。ですので、今回お話ししたような何か変わったことがあったとしても、十分に対応できると思いますし、大丈夫だと思います。
 なので、普段から「相棒」と言えるくらいタスクシュートを継続して活用してほしいと思います。

最後に
 さて、100日チャレンジ第七期での、ユタカジンの記事投稿は今回が最後になりますが、可能であれば、これからも記事を投稿していければと思っています。
 その時には記事のタイトルが変わってくると思います。そもそも「四則演算」と名付けながら、前半くらいしか四則演算っぽい内容にならなかったので、その点は私の反省点かなと思っています。
 これまでたくさんの「スキ」をいただきありがとうございました。そして、同じく周りのタスクシュート認定トレーナーの皆さま、タスクシューターの皆さま、さまざまな投稿を見させていただくたびに、こんな素晴らしい仲間がたくさんいると言うことに感謝しました。
 ありがとうございました。

ここでは一旦終わり。

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