グルメサイトのワンランク上の活用方法｜アクセス解析を使ったページ編集法～食べログ編～
▼ 食べログのアクセス解析画面は見てますか？
食べログPRプランや集客利用店舗（要は有料）を利用している店舗では「アクセス解析」画面を見ることができます。
「アクセス解析」画面では、あなたのお店の総PV数はもちろん、各ページごとのPV数や同エリア内のお店のアクセス数ランキングなども見ることができます。
「食べログに掲載しているけど、アクセス解析画面は使ったことがないなぁ」
今回は、そんな方へアクセス解析画面を使った食べログ活用法を紹介していきます。
▼ アクセス解析を始める前に
食べログのアクセス解析画面を見るためには、パソコンから管理画面へログインし、メニューバーから「アクセス解析」を選択します。
あまり見たことがない方は、まずはアクセス解析画面全体を眺めてみましょう。
ざっくりでいいので、「こんなことが見れるんだなぁ」と思っていただくことから活用は始まります。
特に、「アクセスランキング」を見てみると、あなたの知っているお店や近所のお店が出ていると思います。
上位のお店を見てみると、「あ、あのお店って確かにお客様多いけど、食べログも結構見られているんだなぁ」と感じると思います。
▼ アクセス解析を使って食べログをより活用する方法
今のあなたの食べログページを活用するためには、まずは「情報収集」を行います。
① アクセス解析
アクセス解析は、ページ全体のPV数やページごとのPV数を把握し、時系列推移を把握することから始まります。
「アクセス解析＞アクセス数レポート」画面を見てみると、直近1か月・日別・月別×デバイス別の総PV数を見ることができます。
月別ページを選択し、表示期間を直近1年～2年に設定すると時系列の推移を表示することができます。
ここ1～2年くらいは緊急事態宣言やまん防の有無により、PV数に大きな波があると思いますが、「波が高い月＝お客様が良く動いた月」になるので、上位3つの月をメモしておきましょう。
上位3つの月が把握できたら、「月間ページレポート」画面へ移動します。
この画面では、期間×デバイス別にページごとのPV数を表示させることができます。
表示期間を上位3つの月に設定し、各月でどのページがどれくらい見られているのかを把握します。
ここまでを行うことで、ページごとのPV数が高いページがわかり、効率的に店舗ページを改善することができます。
② 予約決定率を把握する
① でPV数上位3位の月が把握できたら、予約決定率を算出します。
「アクセス解析＞来店指標」のページへ移動し、表示期間を上位3つの月に設定します。
各月の「総合＝予約数」と「アクセス数」を使って、各月の予約決定率を算出します。
この時の計算式は、「総合÷アクセス数×100」です。
目安としてはエリアや業態にもよりますが、0.7%を下回ったら決定率が低く、4％を上回ったら決定率は高い状態かなと思います。
PV数＝表示回数であり、見た人の数ではないので一概に言えませんが、決定率が2%だった場合、100回見てその内2回が予約につながったと仮定することができます。
あなたの想像以上に決定率が低い場合は、「予約決定率を上げるためのページ編集」を行わないといけないという結論を出すことができます。
③ ページを編集する
②であなたのページの予約決定率がわかったら、ページ編集を行います。
特に①で見たよく見られているページは入念に編集を行いましょう。
予約決定率を上げる必要がある場合、あなたのお店のページ内で「興味 →予約アクション」までつなげる必要があります。
多くのお客様が他店舗と比較していると仮定した場合、他のお店以上に「予約したくなる」ページつくりをする必要があります。
ここで参考になるのが、「アクセス数ランキング」です。
アクセス数ランキングの一覧を見て、同じジャンルのお店のページを参考にしましょう。
食べログは「店名検索」に強く、人気なお店であれば無料プランでもランキング上位に上がりますが、その場合は他の媒体やウェブサイトを参考にするとよいでしょう。
どんな商品をいくらで提供しているのか？どんな写真を使っているのか？クーポンは出しているのか？などの情報を集め、ページ編集の参考にします。
④ ページ編集後の反響を見る
食べログ活用は、ページを編集して終わりではありません。
ページを編集した後の方が大事です。
ページ編集後のアクセス数の推移や予約決定率を最低でも月に1回は見るようにしましょう。
「PV数に変化がなければ、食べログのページにお客様を流入させる手法を考える」「予約決定率に変化がなければ、トップページ内の画像を変えたり、クーポンを変える」など、これまで行ってこなかったウェブ活用を見つけることができます。
▼ まとめ
今回は、食べログのアクセス解析画面を使ったページ活用の方法を紹介しました。
多くのグルメサイトは掲載費用によって表示順位が変わる「オークションマーケティング」に含まれますので、費用をかければ効果は上がりやすいです。
ですが、今以上に費用をかけるのは、やるべきことをやってからの方が良いと思います。
次回は、「ぐるなび」の活用方法について紹介しますね。
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