Instagramの投稿文章に悩んでない？｜投稿文章の”1文目”はこの書き出しがおすすめ！

2022年5月10日 15:27

今回は、「飲食店のInstagram投稿の1文目は何が良いのか？」について僕の考えと事例を紹介します。

まず、結論から言うと、「文章」からいきなり書き始めるとリーチが伸びやすいということです。

僕のコンサルしている店舗の過去の約500投稿を基に、1文目が「あいさつ・文章始まり・タイトル」の3種でリーチの平均値を比較したところ、「文章始まり＞タイトル＞あいさつ」の順で高いという結果が出ました。

ユーザーは「写真→文章」の順で視線が動きます。この結果から僕が感じたのは、文章でまず最初に見たいのは「あいさつ」ではなく「何が書いてあるのか？」なのかなということです。

「あいさつで書き出しているけど、リーチ数は稼げているよ」
「文章ってそこまで凝らなくていいんじゃない？」

確かにもともとフォロワー数が多かったり、エンゲージメント率が高ければ見てもらえる数も多くなりますし、文章を見ていないユーザーもいないわけではありません。

実際、「え、なんでこの投稿がこんなにいいねついているの？」という飲食店のアカウントに出くわすこともあります。

そういったアカウントは、たいていがすでに1万人近くのフォロワーがいたり、写真の雰囲気やお店の人自体にファンがついているような状態です。

ですが、そういった特徴は再現性が無いから差別化できているのであって、文章をきちんと書くことで、より深くユーザーに魅力を伝えられるのではないでしょうか？

僕が現在コンサルしているお店の事例を一つ紹介します。

そのお店では、定期的に取り扱う地酒を入れ替えており、そのすべての地酒をオーナー自身が飲んで味を確認しています。

「自分のお店の料理とマッチするのか、どの料理と特に相性が良さそうか」を自分なりに分析し、入荷する銘柄を選んでいます。

おそらく、こういった仕入れる前の試飲は、どのお店もやっていることでしょう。

ですが、それを文章で伝えられているお店はそこまで多くありません。

なぜなら、文章で表現することに慣れていないからです。

この話を聞いた僕は、さっそくInstagramで地酒に関する投稿を公開しました。

その際に意識したことは、「料理写真よりもお酒写真はリーチが伸びにくい。ということは1文目でキャッチ―な文章を書かないといけないな」という点でした。

もともとこのお店の投稿の1文目は「あいさつ」で投稿していたのですが、1文目にキャッチコピーを含む文章を使用し、投稿しました。

すると、その投稿を見た数人のユーザーが「このお酒とそれに合う料理が食べたい」と言って来店されたのです。

こういった「商品の背後にあるストーリー」は文章でしか伝えることができません。

その文章を読み始めてもらうために、限られた文字数しか最初に表示されないInstagramにとって、「1文目」はすごい大事なのです。

とはいえ、フォロワーの数やホーム率などほかの要素も影響してくるので、まずは「文章始まり」と「タイトル」を内容によって使い分けるのが良いと思います。

1か月の中で、「こんな感じの1文目ならリーチが取れるんじゃないか？」「こんな文章だったら、面白そうと思ってもらえそう」といった感じで予想を立てながら文章を作成してみて下さい。

そして、それぞれの投稿を公開してから1週間～2週間の数値を「インサイト」で確認し、そこでわかった結果を基により良い投稿を作成しましょう。

文章は人に何かを伝える最も有効な手段の一つです。

ですが、文章の捉え方には個人差が出てくるものであり、作成自体にも練習が必要です。

なんとなく文章を考えるのではなく、「どうやったら読んでもらえるかな、思いが伝わるかな」と考えながら文章を作成し、あなたのお店にとって最も相性の良い1文目を見つけてください。

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