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2021年度後期Basicカリキュラム講師紹介vol.5/原田 信男さん(国士舘大学21世紀アジア学部教授)

「食」についてともに学び合う“学び舎”「foodskole(フードスコーレ)」2021年度後期の開講まで、あと1ヶ月となりました。

今期のテーマは「食欲」。
人間が持つ食欲とは。食欲がもたらすプラスとマイナスなこと。そんな食欲とどうつき合えば良いか。食欲について考えることで、環境や食産業や文化、また自分自身の食への向き合い方に新しい視点を加えられるのでは、そんな期待感を持っています。

後期の講師をつとめてくださる方々をご紹介しています。
今回は、DAY5の講師、国士舘大学21世紀アジア学部教授、原田 信男さんです。

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講師:国士舘大学21世紀アジア学部教授 原田 信男さん
テーマ:「江戸の食文化」

内容:経済を回すインフラが整いはじめ、食・料理に関する商売が発展し、日本の食文化が花開いた江戸時代。江戸時代を中心に食にまつわる商売や文化が、どう生まれ広がってきたのかを知ることで、消費社会として現代との共通性を探ります。人間は食をどう楽しんできたのか。江戸市民と現代のわたしたちに共通する食に対する欲望とは。歴史を紐解くことで、今を生きる私たちの食欲について考えます。

プロフィール
原田 信男(nobuo harada)
1949年 栃木県生まれ。
明治大学大学院博士後期課程退学、博士(史学:明治大学)。
現在、国士舘大学21世紀アジア学部 教授。
ウィーン大学日本学研究所および国際日本文化研究センター客員教授を歴任し、放送大学客員教授を併任。
<専攻>
日本生活文化史・日本文化論
<著書>
『江戸の料理史』(中公新書、1989年、サントリー学芸賞受賞)
『歴史のなかの米と肉』(平凡社選書、1993年、小泉八雲賞受賞)
『小シーボルト蝦夷見聞記』(共著:平凡社東洋文庫、1996年)
『中世村落の景観と生活』(思文閣史学叢書、1999年、学位論文)
『江戸の食生活』(岩波書店、2003年)
『いくつもの日本 全7巻』(共編、岩波書店、2002~03年)
『和食と日本文化』(小学館、2005年)
『コメを選んだ日本の歴史』(文春新書、2006年)
『中世の村のかたちと暮らし』(角川選書、2008年)
『食べるって何?』(ちくまプリマー新書、2008年)
『食をうたう』(岩波書店、2008年)など

2021年度後期Basicカリキュラム テーマは「食欲」
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