「フードリボンプロジェクトとは？」

2022年12月20日 13:04

多くの方々にフードリボンプロジェクトへ関心を寄せていただき、本当にありがとうございます。

中にはフードリボンという活動について、あまりご存知でない方もいらっしゃるかと思います。この記事で活動の説明を書かせて頂きました。是非ご参照ください。

フードリボンプロジェクトは、日本中の子ども達の「日々の食事」を支援する事業です。全国の飲食店を中心に展開しています。

普段の食事に困窮したりして、つらい思いをしながら暮らす子どもがいない社会を作ろうと、取り組んでいます。

日本では、7人に1人の子どもが相対的貧困の家庭で生活していると言われています。2022年のデータでは、不登校の子どもの数が過去最高になったと、文部科学省が報告しました。

あなたがごく普通の環境で生活してきたとしたら、もしかするとあなたの予想以上に、多くの子ども達が厳しい境遇で日々生活しているのかもしれません。

見えない真実の中で、でも実は身近なところに、助けを必要としている子がいるのかもしれません。

貧困や不登校の他にも、虐待、いじめといった問題はもちろんのこと、子ども達の周りには、さまざまな困難がとりまいています。

せめて、日々の食事では困らない社会を作りたい。困ったときにはいつでも頼れる場があって、社会の大人に接しながら育てる社会を作りたい。

そんな思いから、フードリボンプロジェクトは始まりました。

「フードリボンとは？」

フードリボンというのは、子ども達の日常の食事を守る「仕組み」の名前です。これが全国のフードリボン店で実施されています。

フードリボンに参加する飲食店は、「フードリボン店」と呼ばれます。そこではオリジナルのリボンを使って、子ども達に食事を届けています。

この仕組みについて、少し説明させてください。

フードリボン店を訪れた子ども達は、リボンを使うことで食事ができます。

各フードリボン店では、1つにつき200円でリボンが販売されています。このリボンは、フードリボン店の「お客様」が購入し、購入されたリボンは、そのお店にストックされていきます。

すると、子ども達はそのフードリボン店で、お客様が購入したリボンのストックから一つを手に取り、食事と交換できる仕組みです。

つまり、リボンがお客様によって購入される限り、子ども達はそこで食事ができるようになります。

子ども達が使ったリボンはお店に返却されます。またお客様によって購入されると、再度「子ども達の食事」としてストックされていきます。

このように、お客様による先払いストック方式で子ども達に食事を届けるのが、フードリボン活動の概要です。

「フードリボンがつなぐ心の循環」

ここからは少し、概念的な話をさせてください。

この仕組みで実現しようとしているのは、
「子ども達がその日の食事で困ったときに、その日頼れる食事の場を地域にたくさん作ること」
です。

これが意味しているのは、地域に小さな「心意気」の循環を生みだすことだと、僕たちは考えています。

子ども達のために200円を支援購入する「お客様」の心意気。200円で1食分をまかなう「飲食店」の心意気。これらが循環することで、子ども達の食を守っていきます。

リボンが果たす役割は、その「つなぎ役」です。

お客様から飲食店へ
飲食店から子ども達へ

それぞれの「心意気」「愛」「優しさ」がリボンという形になって循環し、子ども達の「いただきます」をつないでいきます。

このような心の循環を、その地域、その飲食店で生みだすことで、みなが笑顔になっていく世界を、フードリボンプロジェクトでは見据えています。

全ての子ども達が、元気に健やかに、のびのびと成長していけるよう、我々はまず「日々の食事」という側面から、支援していきます。

ここに参画し、共に子ども達を応援し、理想の社会をつくる同志を募っています。飲食店として、地域の大人として、プロジェクトの支援者として、ひとりの共感者として、、、関わり方はさまざまです。

ホームページでは、あらゆる形での支援・参加の方法をまとめたページを作っています。良かったらご覧ください。

共に理想の未来を作っていきましょう！

フードリボンプロジェクトと、フードリボンの仕組みについて、書かせて頂きました！
今日は以上です！

どうぞ、共に子ども達を応援する仲間になって頂けたら幸いです😌

ありがとうございました！

【追伸】

■フードリボンHP
https://longspoon.net/

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フードリボンプロジェクトの運営費として使用させて頂きます
https://longspoon.net/donation-payments/

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