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なぜ夢食堂に没頭するのか(前編)〜これからの時代のスタンダードは社会貢献〜

「ねるねるねるね」は完成形が最初から売られている方がありがたいです。

かとうひろあきです。おはようございます☀️

全国の飲食店による子ども食堂のプロジェクト『夢食堂』を運営しています。

今日は、僕たち本部(ほとんど僕)の、夢食堂に取り組むモチベーションの源泉みたいなお話をします。

参考になるかわかりませんが、今の時代感も多少は捉えて記事を書こうと思います。

※夢食堂サミット2021の申し込みはこちらから↓↓


夢食堂が成功したところで1円も稼げない


現在夢食堂では、参加する店舗数を増やすことを最重要項目として活動をしています。サポーターを集めたいとか、夢チケットの利用を増やしたいとかは、サブの目標です。

いずれにせよ、店舗数、サポーター数、夢チケットの利用数、のようにいくつかの成果指標は設定してます。

ただ、ここが非営利活動の特徴なのでしょうか。仮に夢食堂の店舗数が2万店舗になろうが、夢チケットが100億枚売れて子どものご飯になろうが、僕やノブさんには1円たりと入ってこないのが今のモデルです。

ですので、僕たちのお給料は別の事業であったり、協賛であったり、寄付であったりから頂戴するしかないのですが、協賛や寄付に頼っているうちは、それほど多くの収入を得るつもりはないです。

支援者の立場的には、寄付したお金が僕たちの収入になるのが不本意な方もたくさんいらっしゃるでしょうから。


夢食堂に没頭しているのはなぜ?


ここで、

「お金にならないのにどうしてモチベーション保てるの?」

について自分なりの答えをお伝えします。

ちなみに、僕にも「黒ひろあき」は存在しています。お金にあまり興味がないのは事実ですが、多少の贅沢がしたくなる日も、2ヶ月に一回くらいはあります。
#ぷりんが食べたい

僕は小学五年生のときに両親が離婚して、その後はシングルマザーの家庭で育ちましたが、母は教師をしているし、親戚の農家さんからは食材の仕送りがいつもあったので、「子どもの貧困」とはあまり縁のない生活でした。

「野球」というスポーツに少年時代は人生を捧げていたし、それができるだけの環境が十分に整っていたように思います。

奨学金を借りながらでしたが、大学も卒業させてもらいました。

ということで、「子どもの貧困」や「ご飯が食べられない子ども達」という側面については、あまり僕の中に原体験となりそうなものが見当たりません。


夢食堂の可能性にワクワク


自分の中でモチベーションの源泉を掘り下げてみると、僕が持っている個人的な思いと、時代の流れみたいなものがちょうどクロスしたところに、夢食堂プロジェクトがあるなぁと気づきました。

説明するには、以下の3つに分けてお伝えするのが良さそうです。

・シンプルにかっこいい
・事業の可能性にワクワクする
・自分の原体験に基づいた個人的な思い


シンプルにかっこいい


これは至って単純な理由で、「どんなに成果が上がっても1円の収入にもならない」という響きが、めちゃくちゃカッコいいな〜と感じているからです。

夢食堂の成果を示す数字はいくつかありますが、仮に子ども達に10億食分のご飯を提供できたとしましょう。

この数字が達成されたら、社会に与えたインパクトだったり、困っている子ども達に対しての貢献度で言えば、それなりに「成功」したとみなしていいと思うのですが、本部にはそこから1円も入ることはない。

正義のヒーローみたいでかっこいいなと思うんですね。

「成功=収入の多さ」という概念とは一番離れたところにいる感じが、なかなか好きです。

 これは後述しますが、個人的にはこれから「社会貢献」がスタンダードになって、「成功=社会貢献(どれだけ人の😆を増やしたか)」の時代になると思ってまして。

自分の未来予測から見て、時代の一歩先を行っている感覚がするのも、大きなやりがいになっています。

書いていたらすんごく長くなりそうなので、今日はここまでにして、続きは次の記事で投稿するようにします。

初の前編・後編記事ということで。

夢食堂サミット2021、お待ちしております〜!


今日もありがとうございました〜!


【追伸】

■夢食堂ではいつでもご寄付をお待ちしております。
寄付額は100円から選んで下さい。
頂いたお金は夢食堂の運営費として、子ども達の笑顔を1ミリでも増やすために使用させて頂きます。
たまにお金の使い道についても発信しているので気になる方はそちらもチェックしてみてください。



■11.18には『夢食堂サミット2021』が行われます。
夢食堂オーナーが自らの生い立ちや経験などから、なぜ夢食堂をやるのか、熱い思いをプレゼンにして発表します。
さらに、豪華ゲストを呼んで大嶋啓介さんが対談を行い、『子どもの未来を考える』をテーマにディスカッションをしていきます。
無料で参加することができるオンラインイベントです。
是非遊びに来てください。
イベント申込ページ:


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