6月29日(月)飲食店向けニュースピックアップ - 年代別SNSと飲食手の探し方/豚組しゃぶ庵閉店へ
お疲れ様です、FOODIT TOKYO実行委員会/トレタの中山です。
可能な限り毎日更新にて、話題になったニュースをピックアップ。担当者のこぼれ話と共にお伝えします。
年代別SNS利用と飲食店の探し方
株式会社テスティーさんが、10〜40代の年代別のSNS利用と飲食店の探し方を調査し、記事化されていました。まだまだWeb検索が強いこともそうですが、SNSの使い方にだいぶ差があるような印象です。
サイゼリヤが筆記式注文を導入した結果
サイゼリヤが筆記式注文を導入、というニュースがありましたが、その後、ユーザーや働く目線ではどうだったのか、ということがTogetterにてまとめられていました。
ニュースを見ただけでは想像もできなかった、様々な人々に受け入れられている様子は、飲食業に少しでも関わる身として必見かな、という印象を得ました。
豚組しゃぶ庵が閉店へ
FOODIT TOKYO 実行委員長をつとめる中村がオーナーのお店「豚組 しゃぶ庵」が閉店することが発表されました。本来であればあまりにも内輪なニュースなのでスルーすることも考えたのですが、個人的にも思い入れが深いお店でしたので、こうしてお知らせする次第です。しゃぶ庵でどれだけの人と出会い、笑い、鍋を囲んで楽しんだことか。しゃぶ庵がなかったら、私もトレタにいなかったことでしょうし、こうしてFOODITに関わることも無かったはずです。
いまはただ、ありがとうと伝えたいですね。
想像以上に話題となっているようです。
今日のこぼればなし(あのお店とスタッフは今)
飲食店は食事をする場所でもありますが、それはコミュニケーションをする場所でもあり、訪問した回数だけのストーリーがあって、思い出があります。だからお店が閉店するという話を聞いたら、お客さん側だったとしても、走馬灯のように思い出が蘇ってくるんですよね。
それと同時に、そこで働いていたスタッフが、いまはどこにいるのだろう?と想いがめぐります。チェーン店やグループがあるお店なら別のお店で会えるかもしれませんが、個人経営のお店だった場合、それもなかなかかないません。加えて、突然閉店してしまうことが多い業界でもあります。はからずも先日の訪問が最後だった…みたいなことも、多々ありますよね。
私たち夫婦も、それぞれいつかもういちど会ってみたい飲食店スタッフがいます。私は自宅近所で通い詰めていたラーメン店の店主ですし、妻もまた職場近くで通い詰めていた和食店の店主に、もういちど会って「ありがとう」と伝えたいと思っています。…ずっと思っているのですが、何年かかっても、その望みは叶っていません。
だから、しゃぶ庵が閉店4ヶ月も前に情報を公開してくれたことは、寂しいことだけどありがたいことでもあります。ありがとうを伝えに、お店へ行ける。
お店の閉店には様々な理由があると思います。時間的猶予を選べないこともあるでしょう。でも、さよならをいうタイミングだけは必ず欲しいなと、わがままなことを思うのでした。
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