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22年注目の「料理関連トピックス4選」

こんにちは。フーディストサービス広報の伊藤です。

前回「2021年トレンド料理ワード大賞」を取り上げましたが、今回はその結果を受けて22年にはどんな料理が好まれどんな食スタイルが誕生するか、フーディストサービスが注目している料理関連トピックスを4つご紹介します。

代替食材の台頭!サステナブルな食卓

スーパーやファーストフード店など国内でもよく見かけるようになった大豆ミート(植物性代替肉)。豆乳やココナッツオイルなどの原料で作る植物性バターや緑豆から作った卵など幅広い製品が展開されるようになってきました。週に1回のゆるい条件で肉や乳製品を控える「ゆるベジ」志向の人が増えてきているのが理由としてありそうです。フーディストサービスで実施したアンケート(※)では、健康を意識して取り入れてみたいという声や、食糧危機に備え地球環境の観点からも注目しているという声もあがっていました。

ますます人気!おうちで韓国グルメ

おうち時間が増えたことで昨年からさらに人気となっている韓国ドラマですが、それに伴い話題となっているのが韓国グルメ。屋台フードのマヌルパンや韓国風エッグサンドは既にSNSでもシェアされていますが、その他にポックンパプ(炒飯)、コンブル(豆もやしプルコギ)など家庭料理をおす声もフーディストからあがっていました。先日発売された韓国の人気料理家ペク・ジョンウォンさんの料理本も売れているようでブームはまだまだ続きそうです。

多種多様!広がりを見せる冷凍フード

冷凍つくりおき、冷凍ミールキットなどここ数年、食材を冷凍して保存する方法が伸びてきています。冷凍食品は消費期限が長くまとめ買いにも適しており、その需要がコロナ禍で一気に加速しました。食材を余らせず長期保存できるのでフードロスの観点からも期待しているというフーディストの声もあり、国内では冷凍食品専門のスーパーも相次いでオープンしています。肉や魚はもちろんパン、スイーツ、寿司、弁当など冷凍フードの可能性は無限大です。

進化をとげる!ほったらかし調理家電

ここ数年、低温調理器や自動調理鍋、ノンフライヤーなど食材を入れたらスイッチひとつで料理が完成する調理家電が続々と誕生しています。キッチンにずっと立つ必要がなく、空いた時間で別のことができるので忙しい人から支持を得ていますが、何より失敗が少なく料理が苦手な人でもおいしく作れるのが最大の魅力。焼き芋メーカーやフードスチーマーに続くようなユニークでニッチでなおまかせ家電がこの先、誕生しそうです。

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長期に及んだ緊急事態宣言が解除され、少しずつ人々は動き始めました。新型コロナ第六波に備えながらも脱・巣ごもりの兆しが随所に見受けられます。22年はおうち時間で得た充足感や価値観を継続しつつ、今までとは異なる新たな体験に注目が集まりそうです。


■2021年料理トレンドに関するアンケート概要
(今後料理関連で注目しているものをヒアリング)
調査方法      :フーディストサービスにてユーザーアンケートを実施
回答者詳細    :10代~60代以上の男女/有効回答:432名
アンケート実施期間:2021年11月2日~11月12日正午


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