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仕事はなに?と聞かれたらやはり胸を張って「料理人」と言いたい。

ぼくはやはり料理が好きです。
料理人であることは誇りに思います。

しかし、飲食業界のイメージは長時間労働や残業、土日勤務、薄給などさまざまなネガティブワードが存在しているし、現実いまだにその風潮は変わっていません。

いまはインターネットの高速化、アポロ11号のコンピューターをはるかに凌駕するスマートフォン、さまざまな自動調理器など、身の回りには料理人を助けてくれるテクノロジーがあふれています。

今までの職人の世界とは一線を超えた働き方や勉強の仕方、修行の取り組み方など物体として目に見えていないだけで、沢山あります。

Uber eatsや出前館がテイクアウト業界を変えていきました。
BASEがインターネット販売を進化させてくれました。

もうきっと、1つの場所で地道に修行するという「受動的な修行」はなくなり、あらゆるデバイスを駆使してインプットからのアウトプットの速度、精度を上げる、「積極的な修行」の時代に突入しています。

やはり料理人は技術で飯を食っている職業という特性上、「修行」というプロセスは映画マトリックスのように直接脳にデータをインストールする未来が来るまでは無くならないです。

しかし、インプット アウトプットの仕様がこれほどまでに進化し、変化している現在

お金の稼ぎ方は会社から受け取る給料以外にもあるし、それを実践できると働き方の多様性も料理業界に浸透してくると思います。

多くの料理人はプログラマーの脳の作りではないので、1次元的な仕事の仕方をしてしまうことが多いと思います。

しかし、出張料理人やミスターチーズケーキ、間借りのパティシエのように自分の店を持たない働き方で2次元的な働き方が見えてくる人には、個人の価値をより高める動きも見られるし、ぼくはそんな人が本当にかっこいいと思います。

昔、レストランで調理をする料理人の人をかっこいいと思ったように、

現在の子供達は、能力を店舗以外でもフレキシブルに発揮できるノマド料理人の存在が時代にあっているし、かっこよく羨ましく見えるのかもしれません。

これからは高速インターネットの世界でインフルエンサー的な料理人が食材のペアリングや産地の活性化など、

料理の進化とともに原点回帰を思わせる世界が来ると思っています。

そんな人間の「食欲」に深く結びつく料理人。

さまざまな働き方があることを理解し、実際に触れてみることで、これからの料理人の価値は存分に高まっていく可能性を感じます。

そう考えるだけでも料理人になれたことにはやはり誇りを持ちます。

さまざまな働き方が予想される料理人の世界ですが、そんな世界だからこそ、

ぼくは料理人です!!

と胸を張れる人間を目指します。

2020/1/21

働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。