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独立|働く仲間のキャリア作り

前項の実店舗に含ませたい条件4の詳細です。

私は経営する飲食店のビジョンを「食を提供する場」から「料理人としての人生作りの場」にしたいと考えています。

誤解を恐れないでいうと

「お客」を中心とした店作りではなく、「料理人」が中心となった店作りをしたい

です。

お客様に自身の料理を食べて頂く、そこで快適な空間を提供することは料理人の本懐です。

お客様なくして我々料理人はなく、そこの考えは変えません。

ただ、今まで自分が働いてきた環境を顧みたり一緒に働いた仲間を思い出しても思うことが、

料理人には羽ばたける場所が少ない

または

羽ばたける場所が少なく見えている

ということです。

一度給与をもらうという条件で働いた料理人はなぜか奴隷根性のようなものが染みついてて自身の人生を歩むことができない。

私はそんな状況を自分では作りたくはありません。

ですので、働いてもらう仲間にはたとえ私の店がなくなっても自分の能力でフリーで働ける能力を身に着けてほしいと思っています。

そう考えると私の作る店は、オーナーの下に従業員がいるという元来の雇用形態ではなく、デザイナーの共同オフィス兼調理場というような形になります。

私の店を手伝うことを通じ、仲間が自らpopupイベントの実施やイベントに出店して個人としての料理人の価値観を見出し、人生をクリエイトしてほしいと本気で思っています。

料理人が来て下さるお客様に媚びるのではなく、あくまで対等に、

そこで働いている料理人に様々な肩書があり様々な活躍の場がある。

そんな仲間と一緒に働きたいので、これから考える店舗作りではスタッフ間のディベートなども取り入れていきたいのでその時間を確保する経営も必然的に行わなければなりません。

頑張りどころです。

2020/2/5


働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。