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愛すべき たまごサンド-「卵とパンの組み立て方」

朝ごはん、パン派ですか?ご飯派ですか?(それとも何も食べない派??)

私自身は、父親が「パンよりご飯!」の人だったので、おとなになった今もどちらかといえばご飯が嬉しかったりします。もちろん、パンも大好きだけど、どちらかというと休みの日の朝ごはんとか、今夜はグラタン!というときに食べることが多いかな。遅く起きた土曜日に、家族で近所のパン屋さんにでかけたり。
そんなわけで、私にとっては何となく「ハレの日」感があるパン食ですが、たまごサンドだけはちょっと違って、家庭の味ってイメージです。マヨネーズの量とか、たまごの茹でぐあいとか(炒り卵にしてみたり!)、ちょっとお醤油を垂らしてみたりとか。そんな「パンとたまご」の話をこれでもか、って綴じ込めたのが、この1冊。

書店で平積みされていて、思わず立ち止まっちゃいました。表紙のインパクト、ずるい。溢れんばかりのたまごフィリングと、やわらかそうなパン。どうしたっておいしいでしょうこれ。コーヒーください。

卵の構造、パンの種類と特徴。はさむ卵フィリングのつくりかた、茹で卵の刻みかた、マヨネーズのアレンジ、和風の卵焼き、ポーチドエッグ…たまごサンド好きにはたまらない話題が盛りだくさん。これ1冊で、どれだけたまごサンドの話ができるんだろう。お酒飲みながら話したくなるので、この本を肴に誰か誘おうかな…と思ったところで疑問がひとつ。そういえばたまごサンドに合うお酒ってなんでしょう?

湯せんタイプのスクランブルエッグはトロトロのソースみたいだし、こまかく刻んだハーブ卵とスプラウトをあわせたのもおいしそう。別のページでは煮玉子を潰してつくると聞いて、燻卵(くんたま)でつくってもおいしそうだな、と妄想してみたり。パンのおかずに、エッグスラットもいいなー。
巻末に載っていたブリオッシュで作るフルーツサンドもたまらない。「卵、使ってないじゃん!」ってひとりで突っ込んだけど、そういえばブリオッシュって卵をたっぷり使ったパンだった。そんな攻め方、あり?笑

著者はナガタユイさん。たまごサンド以外のサンドイッチの話をするならこっちもオススメです。
そういえば、生ハムのおいしい食べ方って「小麦粉と合わせる」だと思ってます。大人になって、知った味。

ここまで書いてきたら、サンドイッチが食べたくなってしまった。。
いつも楽しみに拝見している桜新町のサンドイッチ屋さん、Sandwich&Co.さんのインスタで最近紹介された春の三色サンドがおいしそうだったな。桜新町、オフィスからそう遠くはないのだけど、生活圏が東寄りなのでなかかな機会が作れず。。。おうちごはんのインタビュー記事を見ていたら、なおさら行きたくなってしまった。スケジュール調整しよう。。。


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