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和歌山産はっさくでジャムを作ってみた

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクト おりく(♂)です。

このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

田辺に用事で行った際、仕事仲間にはっさくをいただきました。
和歌山では知り合いの農家から柑橘類をいただくのは日常茶飯事。
中にはコンテナいっぱいにみかんをもらう、といった方もいるのではないでしょうか。
みかんなど、剥きやすい柑橘類であればどんどん消費することができますが、皮がかたく、食べるのに時間がかかる柑橘類は毎日食べるのはなかなか大変です。
そこで、週末などのお休みに一気に加工して美味しく食べるのもおすすめ。
今回ははっさくをジャムにして美味しく食べていきたいと思います。

朝ゆっくり食べる時間がないので、週末に一気に使ってしまいます

はっさくでジャムを作る流れ、コツ

はっさくジャム(マーマレード)の作り方は

  1. 皮を剥き、実と薄皮を分ける

  2. 皮を薄切りにする

  3. 皮をゆでこぼし、皮の苦味をとる

  4. ゆでこぼした皮、薄皮を取り除いた実と砂糖を火にかけ、煮詰める

以上4ステップ。
非常に簡単で、週末に家族みんなで作るのにぴったり。
特にはっさくは皮がかたく、薄皮を取り除くにも時間がかかるのでのんびりおこないましょう。
皮をゆでこぼすことで皮の苦味をとりのぞくことができます。
ゆでこぼしとは材料をゆで、そのゆで汁を捨てること。
ガス代がもったいないからといって皮をゆでこぼさないととんでもなく苦いジャムができあがってしまいます。
3回ほどゆでこぼしを行うと充分苦味が抜けるそうです。
苦味が好きな方は1回でもかまいません。
砂糖の分量も自由です。
少なくすればフレッシュで果実味が楽しめますが日持ちしません。
多くすると甘いので子どもが食べやすく、保存が効くようになります。
火にかける時間も自由。
煮詰めるととろみが多くパンなどに塗りやすく、サッと煮込むとサラサラとしていてヨーグルトなどと一緒に楽しみやすいです。
今回はゆでこぼし1回、砂糖少なめで煮込み時間20分程度で作りました。
とてもフレッシュで、苦味は残っていますが甘味と酸味とのバランスがよく、ヨーグルトに大量にかけて食べるのがとても美味しいです。
砂糖少なめ、煮込み時間短めで作っているのでできるだけ早めに食べ切ってしまいます。

皮を全て使うと多いので、色の良いところを選んで使います
薄皮は取り除いた後コンポストに投入しました
皮のゆでこぼし
ゆでこぼした後の皮はしっかり水気をとることが大切です
縁起物の砂糖を使いました
なかなか使う機会がなかったので消費できてよかったです
あまり煮詰めず、フレッシュなジャムにします
ヨーグルトに大量に乗せて食べるととても贅沢な果実味を味わえます

和歌山産の柑橘類をジャムにする理由

輸入される柑橘類は防カビ剤が皮に塗布されている場合があります。
防カビ剤の使用された柑橘類がスーパーマーケットなどで売られる際は表示もしてあり、健康には問題ない程度にしか残存していないと言われています。
しかし、気になる方は気になるものですし、子どもさんがいらっしゃる家庭では尚更ですよね。
皮を食べる場合、皮をよく洗うこと、皮を充分にゆでこぼすこと、皮の量を減らすことで安全性を高められます。
今回のジャム作りでは和歌山県産のはっさくですが、皮をしっかりよく洗い、使用量少なめ、茹でこぼしも1回行っています。
リスクが高いと思う場合は充分な処理、もしくは食べない。
リスクが低いと思う場合は配慮を行なった上で美味しく食べる。
消費者が考えて選択することが大切です。

参考:東京都福祉保健局

柑橘類、加工してたくさん食べよう!

和歌山に住んでいれば柑橘類を大量にもらうことも少なくありません。
食べきれないからといって腐らせてしまうのではなく、美味しくたくさん食べられるようにジャムなどを作るのがおすすめです。
柑橘類をたくさんもらった時、こんな食べ方をするといったアイデアがある方はぜひ公式ラインから送って頂けると嬉しいです。

煮沸消毒した瓶に熱い状態でジャムを入れて反対に置いておくと長く保存ができるとのことです

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:越中

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