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Rot(堆肥化)プラス1のR

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

本noteではたびたび、3Rと新しいRについて取り上げます。
学校の授業でも習った方がいるであろう、有名な3RはReduce(リデュース、減らす)Reuse(リユース、再利用)Recycle(リサイクル、再生利用)です。
それに加えて本noteでプラスのRとして取り上げたのは、Repair(リペア、修理)Refuse(リフューズ、断る)です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

今回私は『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(ベア・ジョンソン著 服部雄一郎訳)という本を読んでいると、ごみをほとんど無くすために必要なプロセスの最後にRot(堆肥化)というプラス1のRの存在を知りました。
(本の中ではRefuse、Reduce、Reuse、Recycle、Rotで「5つのR」と述べられています。)
ベア・ジョンソンさんはゴミを限界まで減らしてみたり、ゴミを極力減らすためのレシピを考えたりとありとあらゆる実践を行い、それらを著書にまとめています。
コンポストについても3つのタイプを試し、Rotについて、堆肥を使って育てたハーブの茎がミミズの餌になり、その糞や刈り込んだ枝や葉がまた堆肥になることの素晴らしさを語っています。
この循環により、彼女は「自然界のシンプルな営みを理解する助けとなりました。」と述べており、コンポストを行った経験のある私も、とても共感しました。
一方で、ゴミを減らすことに関して、極端に減らそうとしすぎることについて、「持続不可能」で、自分のとっての「ちょうどいいバランス」を見つけることが長続きの秘訣だとも述べられています。
『ゼロ・ウェイスト・ホーム』の中には数あるコンポストの中から自分に合ったコンポストを見つけられやすいように「コンポスト方式比較表」が載せられていますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』
図書館でも借りられますので、ご覧になってみてください

「ちょうどいいバランス」でコンポストを

さて、コンポストに関して、まだ実践したことのない方はコンポストについてどのようなイメージを持っていますか?
おそらく、めんどくさそう、費用がかかりそう、準備に手間がかかりそう、できた堆肥の活用方法がない……などを思っていらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、現在私たちは手軽に安価でコンポストができる「ひゃっきんdeコンポスト」や貸し農園を利用してコンポストでできた堆肥を回収し活用する機会作りなどの活動を進めています。
「ひゃっきんdeコンポスト」の準備や実践について記事を準備していますので、コンポストを始めようか迷っている、コンポストを始めるのは大変だと思っているような方はぜひLINE公式アカウントをフォローしてお待ちいただけると幸いです。
コンポストが私たちの生活に「ちょうどいいバランス」で組み込まれるようにこれからも活動を続けていきます。

「ひゃっきんコンポスト」実践中
楽しみにお待ちください

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

【参考文献】
ベア・ジョンソン(2016)『ゼロ・ウェイスト・ホーム』服部雄一郎訳、KTC中央出版


和歌山 食と暮らしプロジェクト

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運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:越中

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