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ラ・ロシェル(溜池山王)/なけなし食探訪⑦

こんです〜〜〜

まだしっくりくる挨拶を見つけることができていないわっちですん〜


最近、親がこっちにくる用事があって

爆裂おごられチャンスが巡ってきたのでその時のお店を紹介させていただきます

大事ですからね。爆裂おごられチャンス。


◾️内観、概要

誰もが知るフレンチの巨匠坂井宏行氏が手がける名店。シェフが自ら朝に取りに行く東京の野菜を使用したコースが楽しめる。今回は山王だが南青山と福岡に店舗がある。
店内は暗く、オープンな空間だが他のテーブルの脚の顔はほとんど見えず個室のような空間が作られている。料理のみが照らされるような照明を使用している。
【オーダー内容】
お品書きがなかったので料理名は説明してもらった内容とわっちの記憶から引っ張り出したものになっております。
◾️アントレ3種

上の料理は卵豆腐のようなものにピリ辛く味付けた枝豆、フォンをかけたもの。左下は鰯を香草とパン粉でソテーしたもので下にはオクラの花びらが敷かれている。右下は水タコにネギ、オリーブオイルなどをかけたもの。それぞれ食感が全く違うものを楽しむことができる。イワシは香り高く、オクラの花びらも食用可能で柔らかい。水タコの上には出汁がエスプーマしてかけられている。初めてオクラの花びらを食べましたが、ふんわりして美味しいです〜
◾️伊勢エビのテリーヌ グレープフルーツのソース

伊勢海老にトマト、ウイキョウを巻いたもの。ムースは酸味が強い。ソースにグレープフルーツが使用されている他右にはポテトのポタージュのようなものが添えられている。グレープフルーツの苦味とトマトの酸味、海老の甘みを合わせている。流れを感じる一品
◾️アミューズ とうもろこしのサラダ

黒皿の上で初夏のとうもろこし祭りが開催されておりますな。
真ん中はとうもろこしのペーストにとうもろこしの粒、クランチチョコのようなザクザクしたもの。すべて混ぜて食べるとつぶつぶした食感とザクザクした感触が楽しめる。ペーストには塩味がついておりチョコレートの甘みがより引き立ち美味しい。手前のヤングコーンには豚油の塩漬けをのせている。下のひげや薄皮も食べることができる。上にはズッキーニとトウモロコシを潰して揚げたもの。生ハムは目の前でカットしてくれる。
◾️ポワソン ウナギとカブ 赤ワインソース

ポワソンはウナギ。ウナギは濃いめの味付けと白焼きのようなもの2パターンで楽しめる。味付けされた方の下には蕎麦の実が敷いてあり一緒に食べるとより肉かと思うほどジューシーでボリューム感のある味わいとなる。白焼きは下のカブと一緒に食べ、シンプルにウナギの味を楽しめる。ポワソンは基本的にあっさりとした味付けが多いと思っていたが赤ワインの重厚な味付けで意外に感じ、非常に美味しい。
◾️ヴィアンド 神戸牛のヒレ トリュフソース

メインはヒレのステーキ。付け合わせはドライトマト、ブロッコリー、ラディシュ?、トリュフの香りをつけたマッシュポテト。ヒレは溶けるように柔らかく飲み込んだ後にトリュフの香りが鼻から抜ける。塩の左にあるキャビアのようなものが程よい塩味があり美味しい。マッシュポテトは裏ごししてありかなり滑らかでポタージュに近い。トリュフ以外にニンニクの匂いが強く感じた、賛否がありそうだが個人的には食欲が掻き立てられ美味しく感じた。
◾️デセール1 大人のメロンソーダ

最初のデザートはメロンを使用したもの。ジュレには炭酸が入っており、シュワっとしている。アイスクリームは手前がバニラ味、奥はミントの味が付いている。ボリュームが多めの料理が続いている中でもお腹と口をリセットすることができる。
◾️デセール2 イチジクのコンポート

イチヂクは甘く煮ている。同じものを使っているがひとつひとつが異なる切り方がされていて違った食感を楽しむことができる。一皿目のデザートの緑と二皿目のピンクの色の繋がりも綺麗で美しい

◾総評
全ての料理が今までのレストランとレベルが違うように感じた。味はもちろんのことひとつひとつの料理の繊細さとアイデアに毎回驚くようなコースだった。サービスも会話の流れや場の盛り上がりを観察しながら適切なタイミング、声のトーンで料理の説明や会話をしていて非常に居心地が良く、ホスピタリティに溢れていた。
1本目の白ワイン、シレックス2019年について
香りはフルーツやアロマのような甘い香りで、味も酸味が少なく飲みやすい。それでいても後味がすっきりとして、引きずることがないためすぐに口の中をリセットして次の料理を楽しむことができた。また飲みたいと思うワインだった。販売価格は750mlで3000円ほど。

こんな感じでしょうか、終始独創的なアイデアと食欲を掻き立てるプレゼンに惚れ惚れするようでした。

また食べたいとこや・・・

大変美味しかったです、ごちそうさまでした。

わっち

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