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【世界遺産の町に泊まる】

イタリアから大橋美奈子さんジョバンニさん、ご夫妻が熊本県天草市にいらっしゃいました。
ジョバンニ夫妻との出会いは17年前かな、FSPROのシドニーツアーにご一緒してからですので、長いお付き合いになります。今回は来日に合わせて九州を回るということでしたので、是非ぜひとお誘いしました。地域振興券がらみで天草市本渡周辺の宿が取れないとのことでしたので、友人が経営している、世界遺産の集落がある崎津にあるゲストハウスをご紹介しました。
天草下島の南部に位置する小さな漁村で、江戸期のキリシタン弾圧を潜り抜けて護ってきた信仰が現在も守られているという奇跡的なところです。世界遺産登録直後はどっと観光客が押し寄せましたが、コロナ禍後はぐっと落ち着いたという感じです。
小さな町の小さな教会があるだけなので、本当に知ろうという意識がないと面白さは伝わらないかなと思います。現在も村の人が寄り合う信仰の場ですから、そっとしておくのが良いのでしょう。
滞在時間も短いからか、町はずれの道の駅にあるガイドセンターを含め、飲食できる場所はありません。小さなカフェがいくつかありますが、晩御飯を食べるところはありません。宿泊するには、下田温泉か、牛深、本渡周辺に戻ることになります。
ゲストハウスにはキッチンがありますので、食材を持ち込んで自炊してもらうことになります。
それでも、世界遺産の町に泊まるという機会は、そうそうないと思います。朝の散歩は最高に気持ちが良いと思います。
「崎津ハウス」
https://sakitsu-house.jimdosite.com/
 
とはいえ、今回は久しぶりでもあるので、天草の魚を食べてもらいたいと日曜日でも開いている店を探しました。
田舎にいくと日曜日は休みという飲食店が多いので注意が必要です。
結果、本渡まで戻って「花町」という居酒屋さんになりました。
いけすを備えた居酒屋ならということで選んだ店で、シマアジの刺身やつけ揚げ天ぷらなど食べてもらいました。
味付は全体に甘目なので、心配しましたが、喜んでもらえたようで安心しました。
地元の人が使う店なので、ネットの情報はありません。これもまた田舎の良さなのかもしれません。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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