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マックの裏側 第12回目

 日本マクドナルドは過去の異物混入などのトラブルを乗り越えて、順調に回復しているように見える。そして、「2019年3月27日付で、日色保上席執行役員CSOが代表取締役社長兼CEOに就任。サラ・カサノバ代表取締役社長兼CEOは、代表取締役会長に就任する。」と発表した。回復から安定期に移行させようとしているようだ。

 マクドナルド社は2014年から2015年の商品品質問題から売り上げも大きく減らしたが、コロナ過でも見事に回復させた。しかし、4000店近くの店舗数を3000店舗以下まで減らし、また,HP上などから大事な情報(決算報告書の詳細)を消し去っている。同社に何があったのだろうか?マクドナルド社は勿論、同社社員や退職したOBであっても口が堅く一切取材に答えない。マスコミ各社は退職した社員や辞めたフランチャイジーに取材を行っているが、みんな口を閉ざしたままである。

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