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【さしいろ】

ここ数日、戻り梅雨ともいえる大雨に見舞われています。異常に早かった梅雨明け宣言もあって季節感がずれています。ブドウ、ビワ、桃、梨などのフルーツは例年通りに旬を迎えそうですから、お天気だけが変なのでしょう。
久留米市近郊には、果物狩りが出来る農園があり、隣り合わせたカフェなども増えています。
 
今朝からこの原稿の締め切りなのに、先週からの雨とコロナでどこにも出かけていませんでしたので、ネタが尽きてしまっていました。ここは旬のフルーツのパフェを食べるべきだと決意したのですが、農園近くのカフェは軒並み休み。気持ちがパフェに向いてしまったので、アンテナを久留米市の中心部に向けて探索しましたら、最近オープンした店を発見しました。
 
「和栗果実さしいろ」
https://www.instagram.com/sashiiro2022/?hl=ja
 
栗は、まだまだ先の果実ですが、季節のタルト(今日は桃でした)というのもありそうなので行ってみることにしました。
倉庫のような建物の階段を上がると拡がるモノトーンの店内は、すっきりお洒落です。奥行のあるカウンターが10席、テーブルが3つ、窓際に6席のハイカウンターです。
カウンターに据えられているのが、モンブラン絞り機。注文があると、メレンゲやケーキ生地を載せた皿に1ミリという極細のモンブランを絞りだします。
1皿に和栗11個分を絞るそうで、出来上がりのモンブランが聳え立っています。
日本茶か煎茶、コーヒーをセットで選べます。また途中でさっぱりできるように梅昆布茶も付いてきました。
 
なかなかのエクスペリエンスではありました。
 
熊本産の和栗を使っているし、宇治の茶どころの煎茶を揃えているので、なかなかの原材料費がかかっているだろうなあ。どうやら京都にある人気店のプロデュースなのですね。人口30万とはいえ、地方都市では、お高めの料金設定でした。
美味しいし、楽しいし、ボリュームはあるし、お洒落だし。
でも、ピークは栗を絞りだすところだったのが、ちょっと惜しかったかな。
 
旬のフルーツをふんだんに使ったパフェを食べたい気持ちがまだ止んでいません。つづきがありそうです。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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