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【八幡麻婆 雅】

パラパラを超えてサラサラのチャーハン、今まで食べたことがない!

食に詳しい友人がFacebookに書いていました、開店したのは知っていたので何時かはと思っていたのですが、12月はじめにタイミングが合ったので出かけていきました。

『八幡麻婆 雅』さん、コロナ禍の厳しい状況ですが10月29日にオープンでした。

北九州市でも郊外に近い、八幡西区の住宅街の中にあります。けして大通りでもないところでした。

前職は福岡市赤坂のマンダリンマーケットで10年くらいセカンドとして鍋を振ってきました。

シーホークホテルのホールスタッフとして業界に入り、35歳で料理経験が無いところからのスタートでしたが、マンダリンの山北シェフの厳しい指導と御本人の努力で独立開業に辿りついたとのこと。

料理は、旬の材料、地元の野菜を使って、シンプルで丁寧な中華料理を組み立てています。

伺った日は、糸島産の生キクラゲやズッケロといった珍しい野菜も入っていました。

生キクラゲは、元福岡ソフトバンクホークスの選手がセカンドキャリアとして栽培を始めたものだそうですが、手の平くらいの大きさがあり、厚みがあるのでプリプリ食感が最高でした。

ズッケロというのはイタリア野菜でラディッキオに近いものだそうです。それを中華の炒め物として出してくれました。ほんのり苦味があって面白い野菜です。

定番の料理に、ひと手間加えて、新しい料理に仕上げているので料理ひとつ一つを楽しめました、同行の友人のお酒のピッチも上がります。

この店では、紹興酒だけでなく、ワインとの組合せを勧めています。大勢でわいわい楽しむのに最適です。

当日も予約で埋まっていましたが近所の家族連れの利用がはじまっています。

昼のランチタイムの繁盛ぶり、そこから夜のディナーとシェフはずっと鍋を振っているようです。これから地域に愛される店になっていくと思います。

小さな店を夫婦ふたりで切り盛りして、地域に愛されていけば、コロナ禍で厳しい状況でも戦える、本来の飲食店の姿なのかもしれません。

最後に、のけぞりそうに美味しいチャーハンと、店名になっている麻婆豆腐をいただいてお腹パンパンになりました。

八幡麻婆 雅

北九州市八幡西区鷹の巣1丁目13-19

093-883-7150

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え
福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインス
トラクター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担
当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コン
サルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品
を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管
理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営
まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現
場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防
止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対
応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動し
ている。

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