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気持ちの揺らぎとパチュリ

毎晩寝る前に10種のエッセンシャルオイルを嗅ぎ分けを、ここ2ヶ月ほど続けているのだけど、自分の体調や心の揺れ具合で先週嗅ぎ分けができたのに、今日は間違えた!っていうことが多々起きる。同じく、今日はこの香りあまり得意じゃない、でも少し経つと「この香り、すごく入ってくる」と感じることも。

嗅覚、匂いは五感の中で唯一、本能や感情に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されるから、自分の情緒を香りというツールを使って客観的に把握することで、実は負担がかかっていたり、抑え込もうとしていた感情の機微に気づくことも。

ここ何度か、嗅ぐたびに深呼吸するほど身体の内側に染み渡るのが、「パチュリ」の香り。パチュリは、エネルギーが低下しているとき、心と身体のバランスを助けてくれる、グリーンと土っぽい香りがするシソ科の植物。抗鬱作用、鎮静作用に優れていて、しっかり地に足をつけた感覚を取り戻すサポートをしてくれる。抗炎症作用や抗菌、抗虫作用も持っているので、アジアの他の地域ではお線香に使われているらしい。嗅いだことあるんだよなー、きっとどこかの旅先で。

嗅ぐとスゥッと入ってくるのにここ最近毎回間違う。。「なんだっけ、名前が出てこない。。」という間違え方なのだが、覚えきれていないのか、はたまた、心と身体のバランスの崩れに意識が向いていないのか。。欲しているのにその理由がまだ自分の意識下にストンと落ちていないよう。これもまた自分を知るバロメーター、なのかも。

脱線するが、レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の香りは、世界の中でも日本人がよく好むらしく、香りの好みを生まれ育った文化や環境に影響を受けるという。これについては、また次回にでも。

#Clinical #香りと心と身体のバランス #アロマ #アロマ徒然日記

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