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インバウンド需要はバブル(一時的)でなく、日本価値は相対的にアップ。では、地方ではどうするか。

継続こそ、量こそ、次のステージへの第一歩と思いつつも、忙しさにかまけて、また書く内容に(質に)引っ張られて、さぼってたので、こりずにまた書いてみます。

木下さんのVoicyからの気づき

タイトルにある通り、2月12日の木下斉さんのVoicyの内容が、海外のメディアの記事を引用しつつ、日本の都市としての魅力が世界情勢や地政学的な背景がありつつも、ここから10年行けるんじゃないかという前向きな内容で、ハッとした。
もちろん、将来に対して悲観的になっていたわけではなく、魅力はあると思っているが、現在のインバウンドのお客さんは、円安だから、コロナ禍の移動制限からの反動で、また振り子がある程度戻って、またそこからある均衡点に戻っていくだろうと予測していたので、あまり過剰に海外需要に最適化すると、地方は息切れするのではないだろうかと考えていた。
ただ、今回の放送で、色々と波があるだろうが、日本の持っているポテンシャルは日本のメディアで取り扱われているよりも、かなり高くてぼやぼやしていると、海外資本でヒトも不動産もサービスももっていかれるのではないかと、背筋が伸びた。

お題:地方はどうするか

都市部の魅力は、交通インフラの利便性、犯罪の少なさ等の安全性、多様な食文化が楽しめる、その他のエンタメもそろっている。そして、少し足を延ばせば、山や海、また文化・芸術にも触れられるというお手軽さ。
さらに、為替の安さあって、旅する外国人からはお得感満載の魅力的な旅先であることは間違いない。
イッシューとしては、それでは沖縄のような東京からさらに飛行機で2時間、またさらにそこから先に数時間のような場所は、インバウンドのお客様からみると、どう捉えられて、そこの需要はどれくらいあるのか。
結論としては、やり方次第で需要を取り込めるということ。なぜならば、近隣国からはリピーターがもはや出ているし、日本旅行のゴールデンルートだけでない、よりディープな場所や体験を求めた潜在的な客層はいるからである。手元にデータはないが、今回は個人的な肌感で。次回、データも探してみる。

やんばるはどうするか

私は沖縄県の田舎に住んでいるが、沖縄またやんばるでは、どうしたらいいかなと考える。この日本のポテンシャルに回帰してくる世界の潮流にのってどういうビジネスモデルの提示や、実務的な仕組みができるのだろうか、またやろうとしてる人がどれだけいるのだろうかと、考えてみると・・、まさにジャングリラの皆さんはそれを取りに行っているんだろうな。
ああいうブルトーザー的な開発には、ずっと違和感がありつつも、地域全体の経済構造の変革や、サービスの質向上、インフラ周りも牽引しようとする政治も一体になったやり方がある一定の意味をもつなと再認識した。進め方には、情報が少なく判断するようなタイミングではないので、あまり斜に構えずバイアスなく、数字でとらえ、投資家目線と繊細な島嶼の自然生態系や住民のマインドなど多面的に見るようにしたいとあららめて感じた。
テーマパーク以外では、外資系のホテル建設や様々なリゾート計画が聞こえてくるが、正直バブルぽいと冷静になろうとしていたが、まぁ経済というのはマインドなので、イケイケの時はそいう波を作ることが消費の喚起や次の投資を生むために必要であると考えると、有象無象含め取り込む仕組みと交通整理が必要だ。行政がどこまで見えているか、分からないが単に近視眼的に事業をこなすのでなく、将来像を見直し提示してほしい。もしかしたら政治家の役目かもと、一瞬思ったが、ちと難しいだろうな。

私個人はどうするべきか

人のことは、口出しできないので、じゃあ自分は何をするべきか。自分がどうしたいかを整理すると、目の前にあるできることをコツコツとやる。観光目線で地域資源を再度見直し、自分なりにコンテンツ化し、多言語対応としてサービスを作っていく。
観光事業者ではないのだが、これから事業者との協業や自分自身が実際のお客さんに接する、コンタクトポイントを増やし、現場の声を束ね、マネタイズする方法を模索していく。
細かいアップデートは、別のエントリーでまたメモしていく。

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