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タクシードライバー不足と高齢者掘り起こし ~大丈夫か、ちょっと不安~

都市部でも田舎でも、タクシー運転手が慢性的に不足していて、ライドシェアもスタートしたが、まだまだ足りていない地域がほとんどです。

沖縄においても、観光オンシーズンで週末の夜などは、タクシー捕まえにくいです。
そんな中、シニアから掘り起こそうとするとりくみがあるそうで、理解はできるけどちょっと不安。

抜本的な取り組みライドシェアは自動運転の導入などの橋渡し的な位置づけなど、戦略があっての取り組みならばわかるが、場渡り的な対応でなければいいのだが。

記事によると、求職者の中で50代、60代にターゲットを絞り、説明会をしているとのことで、待遇面や給与面など、どうなんでしょうね。

こんな記事も出てきたので、貼っておきます。

 死亡事故で10~15なので、多いけどサンプル数が少ないので、傾向値としての理解ぐらいかな。たぶん死亡していない、事故数にするともうちょっと分かりやすいと思います。

団塊の世代のボリュームゾーンなので、高齢者の免許保有者数が増えるのも分かるが、返納者の数も調べてみると、新しい数字がでてきません。池袋の事故があった直後は、返納が多かったとの報道の足跡があります。


一方で、高齢者≠危険 ということも、日本老年学会という学会から意見も出ているようです。

高齢運転者と危険運転者を同一視するような差別的なイメージは誤り。社会全体で多面的な取り組みを推進する必要がある

2024年4月16日沖縄タイムス

高齢運転者は視機能、認知機能、身体機能の低下から運転技能が低下することがあり「死亡事故などを起こす危険性が高い状況にある」ということは共通認識としてあり、そこからどうするかを社会全体で考えましょうという提案のようです。

いずれにしても、あまり積極的に運転はしてほしくないですよね。特にタクシーやバスでは。ドライバーの運転能力も個人差はあるのし、また運転しなくなると行動範囲が極端に狭まり、老化が進むという話もよく聞きます。

結論:もうちょっと構造的に二次交通をどう支えるかを考え、制度的な部分で早く特区に手を挙げる、インフラ整備を進める。TECH企業との連携等により、田舎交通体系モデルの実証を繰り返す。などが前提にあり、、説明として現状をしのぐために、教育や接客、ドライバーの質担保もふくめて、業界として取り組んでいるということになるといいなと思います。

まえの関連記事も貼っておきます。

やんばる時節
本日・5月21日、梅雨入りしたそうです。

あさからしとしと降っています。
4月初旬まで水不足気味だったので、恵みの雨ということで。
観光客には、申しわけない気もします。

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