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#1 代表の自己紹介(高校時代)

ご覧頂きありがとうございます。新潟で中小企業向けの経営コンサルティングを行っている株式会社フォンテパートナーズです。経営コンサルティングという仕事は多種多様で、仲の良い人からも「結局どんなことをやってるの?」と聞かれることが多くありますので、当社のやっていることや経営に役立つ考え方などを綴っていけたらと思います。
まずは代表の谷井がどういう人間なのかや、どのようなビジョン(想い)を叶えたくて会社を設立したのか等について書き残せればと思っています。
タイトルに(高校時代)とあることから、おじさんの長い昔話みたいな雰囲気が漂っていますが(笑)大切にしている価値観をお伝えしたいので、お付き合い頂けたら嬉しいです。


代表の谷井ってどんな人?

簡単に経歴をご紹介します。

代表取締役 谷井 巧

【経歴】
・平成元年生まれ(2024年5月時点で34歳)
・新潟県新潟市江南区の横越出身
・新潟県立新潟商業高等学校卒業
(軟式野球部とマクドナルドでのアルバイト両立)
・大原簿記公務員専門学校にて公認会計士試験に特化して勉強。
 2013年 公認会計士試験合格(6年かかりました)
・2014年 株式会社エスネットワークス入社。
 IPO、PMIフェーズにおける管理体制構築を常駐支援にて実行。
・2019年 株式会社NSGホールディングス入社。
 子会社である株式会社和僑商店ホールディングスに出向。その子会社である株式会社小川屋、今代司酒造株式会社を中心に経営再建担当として従事。
・2021年9月 株式会社フォンテパートナーズ設立

といった経歴です。

知人からは「熱い人」と言われることが多く、マクドナルドのアルバイトでは「マックのポテトか谷井。というくらい熱い(笑)」「谷井さんはいつも火力全開。誰かが火力調節しないと焦げ付く(笑)」なんて言われたこともあります。

新潟商業高校へ進学

普通の勉強がしたくなかったこともありますが、一番は母の影響で新潟商業高校への進学を決定。母の影響でそろばんを習っていたこと、母が新潟商業出身だったことから中学3年の夏休みから自ら塾通いを熱望し、猛烈に勉強した結果250/500点から半年で420/500点くらいまでに急成長。無事、志望校である新潟商業高校へ進学しました。

軟式野球部の仲間

私は小学2年生からずっと野球をしていました。ポジションは守備の要と言われるセンター。打順は花形である3番か4番。球速は軟式野球で130km/h。そこそこ出来てたと思います。本気で甲子園を目指すほどの気持ちはなかったので、甲子園を目指す硬式野球ではなく、新潟県内に数校しかない軟式野球部に入部することにしましたが、半年くらいでケガをキッカケに幽霊部員へ。その時にマクドナルドのアルバイトを始めました。
しかし、幽霊部員だった私に対して先輩から叱咤激励を受け(部活かバイトかどっちかにしろ!と言われ)部活に復帰します(バイトは結局辞めませんでした(笑))。
幽霊部員だった私に対してどれだけ冷たくされるのか心配でした。というのも私が休むと約1kmのランニングが同級生全員に課されていたことを聞いていたので(結局ランニングは最初の数日だけで、その後80日くらい溜まって実施されなかったそうです(笑))。
しかし、いざ部活に戻ると「ホントに戻ってきた!また一緒に野球できるね!嬉しい!」と言ってくれる仲間がいました。
ずっとレギュラーでしかやったことのない野球。試合に出れない野球なんて価値がないと思っていました。しかし、こんな自分を受け入れてくれた仲間に恩返しがしたいという思いで、選手の引退を決意しコーチやノッカーなど裏方に回りました。
「全国大会に出て、1日でも長くみんなで野球をやりたい!」、当時のスローガン「楽しめ!勝負はその次だ!」の通り、野球を心から楽しみながらも、真剣に取り組むチームでした。
この経験が「誰かの役に立ちたい」という私の原体験であり、「共通の目的・目標を持った仲間と達成を目指したい」という理想のチーム像に繋がっています。

マクドナルドでのアルバイト

野球でのケガをキッカケにバイトをスタート。地元に新規店舗がオープンするとのことでオープンスタッフとしてバイト開始。オープン店舗はまだ人員が不足しているので、他店の優秀なスタッフがオペレーション&トレーニングに来てくれるシステムです。初めて出会った方々が各店舗のエース級の人材で私の憧れの存在でした。「自分もこんな風に仕事が出来る人になりたい!」と強烈に思うようになり、貪欲に仕事を覚えていきました。高校2年生の時に当時最短で教える立場であるトレーナーに昇格。社員からも「お前ほど打ったらすぐ響く鐘は見たことない。」と言って頂けるほどに成長できました。今思うと、高い成果を出していて、優しく親身に教えてくれる人がいる環境が成果の大きな理由だったと思います。そんな人、環境に出会えたことを今でも感謝しています。
マクドナルドにはAJCC(オールジャパンクルーコンテスト)というバイトの大会があります。私は毎年店舗代表に選んで頂きました。出場してから数回目の時に店長から衝撃の一言を言われました「お前が出たら勝負にならないから、今年は出ないでくれ。」と。普通に受け取ったらメチャクチャ嬉しい一言です。お前の右に出るやつはいない!という意味です。しかし、一瞬の嬉しさの後に寂しさを感じました。
「自分一人が成果を出すことはやれば出来ちゃう。全然面白くない。でも、自分の教えたスタッフ全員が「お前の右に出るやつはいない」と言われたらどうだろう。」
そう考えたら心が震えました。トレーナーとして高い成果を生み出せる人を沢山育てよう!そう決心しました(この時高校3年生)。

トレーナーとしての気付き

トレーナーチーフの名札

マクドナルドは主婦と学生が半々くらいのチームです。私のいた店舗は1店舗で50人くらい在籍していました。それだけのメンバーをまとめ、育てる人が重要となります。そこで高校生の中から5人ほどタイトルアップのためのトレーニングをしたいと社員に提案しました。すると帰ってきた言葉は「〇〇くんはここがまだ未熟。〇〇さんはここが欠けてる。」といった欠点に着目した返答でした。この返答にもの凄く腹が立ちました。「なぜ長所ではなく欠点に目を向けるのか。こんなにも素晴らしい良い所が沢山あるのに!」と。
その夜、5人全員の良い所やなぜタイトルアップさせる必要があるのかを徹夜してノートに記し、社員に提出しました。結果「全員トレーニングの許可を頂きました」。熱意が通った瞬間でした。
そしてその後、無事全員タイトルアップ!しかも全員が店舗を引っ張っていくリーダー的存在に育ちました。
トレーニングに際して私がやったこと、それは大きく下記3つです。

①あなたなら出来る!と心から信じる(期待の法則)
②あなたが大好き!と思いこむ
(結果、本当に大好きになって相手からも大好きになってもらえる)。
③良い所を褒める
(関係が出来ているので素直に受け入れてくれる)

お分かりでしょうか?私が凄いのではなく、その人自身に力があり、それを本人が素直に出しただけということ。
この経験から、みんなそれぞれ長所がありそれを自分自身がその長所を認められたらそれだけで凄い成果が出せる!ということを確信しました。これが私の指導者としての大切な価値観になっています。
結果として、当時新潟県で唯一「トレーナーチーフ」の役職を頂いたことも成功体験の1つです。

簿記との出会い

普通科では数学があるのに対して、商業高校では数学30%、簿記が70%くらいの割合であります。何はともあれ、簿記が好きになった一番の理由は「教えて下さった先生が面白く、分かりやすかった。」につきます。
私がどれだけ簿記にハマったかというと、「授業でやっていない簿記を独学で勉強し合格した」というエピソードがあります。商業高校では日商簿記と全商簿記という2つを勉強します(全商の方が難易度低い)。まずは全商簿記を勉強するのですが、これも「商業簿記」と「工業簿記」という2つに分かれます。高校1年生の頃、授業では「商業簿記」をやっていましたが、簿記が面白すぎて数か月後に授業が開始される「工業簿記」を独学で勉強していました。結果、「工業簿記」に合格。一方で授業でやっている「商業簿記」はまさかの不合格!先生から「俺が授業でやっている方を落ちて、やってない方を合格するとか勘弁してくれよ。」と怒られました。当然ですね(笑)
そんな感じで順調に進み、高校在学中に日商簿記2級合格、1級の勉強をスタートさせることに。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
初めての投稿でしたが、思いのほか書きたいことが沢山ありました。
次回は「#2 代表の自己紹介(専門~コンサル入社)」をお届けします。


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