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ファミレスを享受したい

こんな題名で日記を書き始めるのもどうかと思いましたが、まあ仕方ないです。どうせいい題名なんて思いつかないので。さらに、今現在webインターンに参加中なのに日記を書いています。何というか、、、うん。
まあいいです。

ファミレスを享受したいというのは、ゲーム「ファミレスを享受せよ」から来た安直なネーミングです。
最近まで東京にずっといて、3週間ぶりに福岡に帰ってきたときなんというか”人生の夏休み感”を感じました。これがちょうど見ていたゲームと重なって何とも言えない気持ちになりました。
これまでの大学生活は無限と思える時間を、自由に組み合わせてパズルのようにいろいろなことをしてきた時間でした。ただ、福岡に帰ってきた瞬間、大学卒業が見えてしまった気がして、無限の夏休みが終わってしまうのだなと実感をもってしまいました。
それが何でファミレスとつながるんだよという話かもしれません。まあそれはそうですね。でも何か通ずるものがあるとは思いませんか?
深夜のファミレスに行くって、本当に大学生にしか許されない娯楽だと思ったんです。社会人になって平日の深夜ファミレスでダラダラするわけにもいかないし、休日はファミレスじゃなくてもっとやりたいことがありますよね。高校生以下なんて補導の対象です。時間が有り余っているくせにお金がなくって、テスト勉強とかをやるための環境を欲している大学生だけが深夜のファミレスに集まってるんだなと思ったんです。
誰かに興味があるわけでもない、誰がいようと関係ない。そんな心地いい無関心の集まった空間が私はすごく好きなんだなと思ったのです。

大学生は意外とみんな他人に興味があるようで、私自身大学を心地い場所だと心から思った瞬間はもしかしたらないのかもしれません。サークルの中で中心人物として、かっこいいお兄さん気取りをやっているときはもちろん楽しかったですが、私はそれが私の本質ではないことに気づいています。私はもっと、誰にも気にされず、ずーーっとあれやこれやととりとめの無い事を考えているのが好きな人間な気がするのです。もしくは本を読むとか音楽を聴いてそこから創造できる物語を考えるとか。そもそもが、私自身自分はつかみどころのない人間だなと思っているので、自分でもよくわかっていないのですが。
この日記も、そんなとりとめのないことを考えるだけでは、頭のキャパが無駄だろうということで書き出してしまおうと思い始めたものです。誰に見てもらうでもないことを書き綴ります。
だからいつ辞めてもいいのです。私は旅も好きですし(旅行ではありません。あくまで旅なのです。)誰かにちやほやされることも大好きです。多分この日記をほったらかして、別のことをやり始めます。それが私です。ただ、今この時だけは何かを夢想し、それを徒然と書いていくことがしたいと思ったのです。

深夜ファミレスの何がいいのか。
1.雰囲気
これにすべてが内包されてしまいそうなほどふんわりとした大きな言葉ではありますが、これがすべてです。誰も他人に興味がなさそうなあの空間。それでいて、室内だからこそある安心感。いつまでもそこにいたくなってしまう感覚があると思います。まあただ、行くファミレスは選ばないといけないとは思います。極力あんまり人が来ない、幽霊が出なそうなところがいいですね。うるさすぎず、怖くもない。このファミレス選びこそがファミレスを享受するために必要不可欠なものなのかもしれません。
2.ドリンクバー
完全にゲームに引っ張られていますが、必要ですよね。当たり前です。これをなくしてファミレスを語ることは許されません。ドリンクをまぜこぜにしてうれしくない味になったコップの中身を飲み干すのもまた一興でしょう。
3.暖色灯
ファミレスの店内って絶対暖色ですよね。もしかしたらそんなこともないのかもしれませんが、今私の中にあるファミレス像は暖色なのでこのまま話を進めます。あの色のおかげで、現実から逃避できる感覚になれていると思いました。何をしてもいいんだよという、母性すらも感じます。まあ結局あの空間が好きなだけなのかもしれないですね。何を強制されるでもなく、自分が本当にやりたいことに向き合える場所としてファミレスを欲しているのかもしれません。

今私はこれを自宅で書いていますが、これからこの日記を書くときは是非深夜のファミレスで書こうと思います。その方がこの日記にはふさわしい。というか、今すぐ行きたいとも思ってしまっています。いや、うーん。どうだろう。大学生のうちにやれることはやっておいた方がいいですよね。わかります。明日もインターンですが、大丈夫。深夜のファミレスを享受できるのは今だけでしょう。

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