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米国株 - 8月7日

本日の米国主要3指数は↓のようになりました。


途中まで上昇基調でしたが、最終的にはマイナスで終わりました。


10年債利回りが上昇したことや、中東リスクの高まりなどによって、まだ完全には落ち着いていなかった市場心理が敏感に反応しました。

10年債利回りが上昇した一要因として、10年債入札が低調だったことが挙げられます。

10年債入札の結果は、
最高落札利回りは3.960%となり、発行日前利回り(WI) 3.929%を上回りました。
また、応札倍率は2.32倍と、前回の2.58倍を下回りました。

利回りが高いということは、債券価格が低い=債券需要が低いということで(金利と債券価格は逆相関の関係にあります)、4%を切っている利回りが敬遠されました。

応札倍率は、高いほど投資家の需要が強く、逆に低いと需要が弱いことを示します。

このように、今回の10年債入札の低調な結果は、10年債利回りを押し上げた一要因となりました。


今日は新規失業保険申請件数の発表があります。


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